2025-11-21

エビフライアジフライとんかつをそれぞれ父、母、息子に分類しなさい(慶応義塾大学 2019年

論理性やイメージ連想から、以下のように分類するのが最も定石とされています

• 息子:エビフライ

• 父 :とんかつ

• 母 :アジフライ

その理由ロジックの組み立て方)

この問題の鍵は、それぞれの揚げ物が持つ**「社会的イメージ」「形状」「言葉遊び」**をどう家族役割や特徴に結びつけるかにあります

1. 息子 = エビフライ

• 「お子様ランチ」の主役:

エビフライは「お子様ランチ」の象徴的なメニューであり、子供が最も好む揚げ物というイメージが強いため。

• 成長の象徴

エビは脱皮を繰り返して大きくなることから、これからの「成長」を期待される息子にふさわしいため。

2. 父 = とんかつ

ボリュームとスタミナ:

3つの中で最もカロリーが高く、肉厚でボリュームがあることから家族を支える力強さや大黒柱イメージに重なるため。

ゲン担ぎ(勝つ):

トンカツ(勝つ)」という言葉から仕事勝負事に出る父親イメージと結びつくため。

• 語呂合わせ:

「トン」→「父さん(とうさん)」という言葉遊びの要素も含めることができます

3. 母 = アジフライ

• 家庭の味(おふくろの味):

アジ(鯵)は「味」に通じ、家庭の食卓に並ぶ親しみやす惣菜であることから、家庭を守る母親イメージにつながるため。

• 形状(ビジュアル):

アジフライ三角形の形が「スカート」や「エプロン」のシルエットに見えるため。

経済性(やりくり):

一般的比較安価で手に入りやすいため、家計をやりくりする母親の堅実さを連想させるため。

この問題意図

この問題評価されるのは、単なる分類の結果ではなく、「なぜそう考えたのか」というプロセス理由付け)の説得力です。

例えば、「エビフライは腰が曲がっているか祖父母(父・母)」としたり、「とんかつは高級だから母」としたりしても、その理由面接官や読み手を納得させるユニーク論理的なものであれば、正解となり得ます

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