TBSドラマの「不適切にもほどがある!」の最終回で歌われた『寛容になりましょう』が自分でも驚くほどの地雷と化している。
当方30代前半だが、あの歌を思い出すたびにどこからか怒りが湧き上がる。
そもそも「ふてほど」は50代〜60代のためのドラマであり、その子供世代である自分からするとゆっくりと癪に触る内容ではある。
おっさん連中が我が意を得たりとはしゃぎ、ついには略称が流行語大賞を取ったのだからよほど上の世代にはたまらない内容だったのだろう。
しかし、渚世代である自分からすると、見ててシンプルに辛かった。
何が辛いって、渚が緩やかに令和に苦しめられ、昭和に救われていく流れが辛い。
過剰なハラスメントに何かの疑問を投げかけ、『寛容になりましょう』を歌うあの場面が本当に嫌だし辛い。
確かに過剰なハラスメントは良くないですよ?しかし、「〇〇ハラスメント」という概念は先人たちが築き上げてきた権利だと思っていて、これを「やりすぎだよね〜」と否定したくないのが本音。
(とはいえ、"ハラスメント"というものを履き違えてる人間がいる嘆きはわかる)
しかし、ハラスメントというものはそもそも「寛容であれよ」という圧で口を塞がれてきたものに対抗するために行使してきたものだから、それに被せるように『寛容になりましょう』と歌ったあの流れが本当ーーーーーーに腹立つ!!!!!!!
お気持ち集めて元気玉作る感じ