ずいぶん叩かれてるけど、まだ未見。
こんなこと昔あったね。同じ野島伸司の「人間失格」いじめ描写が酷過ぎて、途中からタイトルが「人間・失格〜例えば僕が死んだなら」になったね。うん、なんというか、じゃぁこのドラマがセンセーショナルな表現に寄った、話題作りだけの駄作だったかというと、そうじゃなかった。
最後に桜井幸子演じる担任教師が訴えかけたメッセージは、おそらく普遍のものだと思う。決着の付け方にファンタジーさはあったけど、「悪は滅びる」勧善懲悪をきちんと着地させたりもしてる。いじめのシーンを容赦なく描いた事で、主人公赤井英和の取る行動に悲しさと重たさを持たせる事が出来た。不器用な親子愛を持たせた事で、やっぱり最後にはキチンと罪を償わせた。
ドラマの中で描かれた、組織ぐるみでいじめを隠蔽するその様と関わる人たちの事なかれ主義は、何十年もたった今でも何一つかわらず行われてるし、いやもっと酷いことになってるんじゃないか??いじめといじめ隠蔽。幼い命が自ら死を選ぶと言う,その悲しい連鎖は前にも増して陰湿で目に見えなくなってるんじゃないだろうか。
それはこのドラマの影響か??
違うよ、ドラマの世界の陰湿さは、それに文句を言う世の中をただ生き写してるだけなんだよ。
ドラマに出て来る陰湿な部分は、それはつまりこの世の中そのものなんだよ。
人間の裏側を切り取る冷徹なまでの、残酷なまでの視線って、やっぱり野島伸司ならではだと思う。
だから、「明日ママが〜」が本当の野島伸司作品なら、最後にきっときちんとしたメッセージを伝えてくれるんだと思うんだ。
もちろん、「明日ママが〜」に感して言えば、人の感情に配慮しなきゃいけないと言うのは言わずもがなの事。その点は、ちょっと認識が甘かったんじゃないかと思う。
ところで「本当の野島伸司の作品」と書いたのは、「家なき子」のように野島伸司プロデュースなる、ただのセンセーショナルさと受け狙いのみを狙った駄作がいくつかあったからだ。もしもあの線を狙ってるドラマなら、とっとと放送中止にしてしまえ(笑)
明日ママが抗議を受けたのは、実在する特定の施設を指したとみられる表現を用いながら、当該施設の実態とかけ離れた描写をしたことにあるのであって、 別にいじめの描写が苛烈だか...
のはずだったんだが、これ幸いと「表現が不快」と言う理由で叩き始めている奴が山ほどいるのが現状。
なんであの当時って、「人間失格」とか「家なき子」とか「星の金貨」、古い小説とか童話のタイトルをドラマにあてたりしてたんだろう。 リメイクというわけでもないし。 ドラマの「...
当時は イジメられていた人間が抗議しても 話題にならなかった。 今はネットがあるから、当事者たちが不愉快だ という声が話題になる。 それだけの差じゃね?握りつぶしてい...
いやね、俺の疑問はなんであのタイトルを使ったのかなと。 おしん、小公女セーラ、渡る世間、とりあえずお涙頂戴をやっときゃ視聴率を取れるのはわかるんだけどさ、なんでタイトル...
http://anond.hatelabo.jp/20140124203943 お前らは自分だけは賢いと信じて疑わないから「俺は最後まで見て客観的に作品の評価を下してやろう」とか悠長なこと言ってるんだろうが、いちいちそん...
「人間・失格」は、太宰の遺族からクレームが来て中黒を入れたんじゃん。 嘘書くなよ。