フロイト先生のウソ (文春文庫テ 14-1) | ロルフデーゲン, Degen,Rolf, 洋子, 赤根 |本 | 通販

精神病や神経症は心理療法で治るのか? 人間心理のメカニズムはそんなに単純ではない。フロイト以降の通説、俗説を一刀両断する

ISBN-10

4167651300
ISBN-13

978-4167651305
出版社

文藝春秋
発売日

2003/1/10
言語

日本語
本の長さ

400ページ
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2003/1/10)
発売日 ‏ : ‎ 2003/1/10
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 400ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4167651300
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167651305

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- - 1,256位文春文庫
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ロルフ・デ−ゲン

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弐之宮瓶

微妙です…学術書というよりは反通俗心理学キャンペーンのプロパガンダに見えます

2007年10月6日に日本でレビュー済み

タイトルこそフロイトの名前が挙げられていますが、全体を通してはフロイト心理学を起点とした「（にわか）精神分析学」や「通俗心理学（確かこの言葉は菊池聡氏の著書で知りました）」に対する批判的意見をまとめたものです。
フロイトそのものの批判はカール・セーガンなどが反証可能性を検証する等詳しい批判をしていた記憶があります。
内容も著者の独自研究ではなく、主に心理学界で発表された論文や実験を元にそれを紹介するという構成になっており、心理学を知る本というよりはジャーナリズム的ルポライトという印象があります。
とにかく社会一般に流布されている通俗心理学に対する批判的意見を取り上げ、それを“きめつけ”により針小棒大に書いているように見えました。特に教育とマスメディアについて取り上げた章では『教育やマスメディアが人に影響を与えるという論証は一つも存在しない』というようなニュアンスで書かれ、あまりにも表現大袈裟過ぎると個人的には思いました。
また、それらの調査や実験に対して『この実験を行った人物は○○という結論に至っているが、この実験結果が××という事を証明してるのは明白である』という、それらの仮説を否定したいという動機からのダブルスタンダードが多く見受けられ非常に公平性を欠いた文章になっています。
また、心理学を少しでも知る人間になら常識的と言えるような部分が非常に多いです。

しかし、この書籍から価値を見出す事もできます。
一つは心理学者の菊池聡氏も主張しているように、世の中に蔓延る『心理学は何の根拠もなくでっち上げられたいかがわしい学問だ』という「通俗心理学」と学術的な裏付けのある心理学を混同しているあまり心理学に興味のない方にとっては、実際心理学ではどんな事が行われいるか具体的に把握でき、「通俗心理学」が学問を騙った都合の良い俗説の流布に過ぎないと言う事を知る事ができると思います。
もう一つは心理学者や特定の心理学の現象を名前を挙げ取り扱っているので、そこから関連書籍を探し出し、（いわばこの本の元ネタになった）研究などについて調べるのに非常に便利です。実際自分はエリザベス・ロスタフの「抑圧された記憶の神話」という良書に出会いました。

心理学について興味を持つための入門書。
心理学の特定の研究を知り、それについて調べるための目録。
という点においてはそれなりの価値があるというのが個人的な感想です。

そして、この本からは色々な意味において、「特定の主張を盲信する事の危険性」が学べると思います

65人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

猫の感想文　にゃー!

kindle版はドイツ語で書かれているので、お気を付けください。

2023年2月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

よく見たら、ドイツ語版と書いてあって、見落とした私が悪いんですけどね。
日本人の私からすれば、こんな読めない本を売られても☆1ですよ。
実質kindle版は、日本人には買えない電子書籍という事ですね。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

kimagure

臨床心理学が、精神障害を治せないことがよくわかります。

2016年10月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

30年くらい前までは、カウンセリング心理学と臨床心理学は区別されていました。しかし、現在では本場アメリカでも区別が曖昧となっているようです。

健全な生活者の悩みには、カウンセリング心理学は有効性もあったでしょうが、それを精神障害や精神病者にも有効であるかの迷信が流布されるに至り、「臨床心理士」の学会資格が日本にも誕生しました。以後、ブームのように指定大学院が作られ、専門家の数も１００００人を超えています。だからといって精神障害や精神病が減ってはいないし、登校拒否児の数も変わっていません。

東日本大震災直後に「臨床心理士」たちが押しかけ、『悩みはありませんか。』と善意の押し売りをして、『そんなことより、おにぎりの一つも持って来い！』]と不評の嵐が吹き荒れました。

著者は論文レビューから、「心理療法を受けた群」と「受けない群」との間に、精神障害からの回復率に差がないことを示し、「（問題に触れないように指示された）素人」と「専門教育を受けた者」による面接の治療効果が同等であることを示しています。さらに臨床心理学は、精神障害がなぜ発症するのかも、なぜ治るのかも説明できないと述べています。各学派がそれぞれに、独自な勝手なこじつけ理論を展開しているに過ぎないのです。

ただのビタミン剤でも、権威者が『効果の高い新薬です』といって渡せば、病が回復するという「プラセボ効果」（偽薬効果）以上の効果は、臨床心理学にないことを主張しています。あるいは、効果を確かめた臨床家の論文は存在していないと述べています。また、効果を正当に証明する比較研究を、心理臨床家が怠っていることに義憤を感じているように思われます。

現在600を超える心理療法の技法があると言われていますが、これは有効な心理療法がないことの証明でしょう。毎年カリフォルニア州（臨床心理学の中心地で、多くの研究機関があります）では、年に３００ともいわれるほど新技法・新療法が発表されています。（消滅しているものも、かなりあるということ）これは心理療法という「偽薬」が、装丁や色・形を換え、「新薬」として登場することで、クライエントに期待を抱かせるというプラセボ効果を果たしています。

日本の精神科で、心理職の募集を見聞すると、おおむね時給1500円以下ですよね。これは病院の体裁上、カウンセラーを置いてはいるが、実効性に期待していないという医師の判断なのでしょうね。ま、心理テストをすることが仕事の場合が多いでしょうが、テストで人は治りません。保険請求の理由付けでやってるので、クライエントのためにはなりません。

実際の精神科で働くセラピストや、相談所のカウンセラーの多くが「なぜ、なかなか治らないのだろぅ？」と悩んでいます。その理由がこの本を読めば、理解できるのではないでしょうか。

15人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

鶡冬

非難のための非難

2024年2月28日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

非難のための非難になっており、矛盾する言説でも非難に役立てば書き立てるという、自分の頭でよく考えていない本。それでも、いろいろな意見があることを知ることはできる。
他のかたがたもおっしゃっているように、「誰それがこう精神療法をこう批判している」という記載の連続で、根拠となるデータの提示が少ないので説得力に欠ける。
その「誰それ」に、あの捏造で多くの論文が撤回されているアイゼンクがかなり多く引用されており、アイゼンクに「科学性」だの「倫理」だのと言わせているところが笑える。

役に立った

道行正之介

批判のための批判に満ちた本

2019年11月28日に日本でレビュー済み

この本の著者は他人の批判的な言説を引用して既成の心理学説を否定しようとする。
たしかに心理学の領域には根拠のあやふやな説が多いのだろうが、本書はあまりにも批判のための批判に偏している感じがする。
私は、読みすすむうちに著者のそういう態度に嫌気がさしてきて飛ばし読みをしてしまったほどである。
本書の他人の批判的な文言を引用しての否定には辟易してしまうが、科学的根拠のない心理学説が常識化してしまっているのも事実である。
そういう風潮を戒める意味では意義のある著作かもしれない。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ワカシム

誤解されてきた「心理学」という学問。正統派からの反撃の一つ

2010年6月18日に日本でレビュー済み

　私はかつて「心理学は科学じゃない！そもそも心理学ってあたるんですか？」という凄い非難を目撃したことがある。

　かように心理学という学問は、根本的なレベルで誤解されてきた歴史を持つ。
　
　日本の場合は、海外と比較すれば、精神分析などの臨床よりも、通俗心理学の方が影響が強いという違いはあるにせよ、社会心理学や認知心理学などの本流は「心理学」という言葉の誤解によって、評判を貶められてきた歴史がある。

　そのような背景のもと、20世紀中後半からは、正統派心理学の陣営から、フロイト叩きや、さまざまな弊害をもたらしていた精神分析との決別が広く喧伝され、誤解されてきた状況は改善されてきた。

　本書は、そういった状況において、さらなる追い打ちとして、心理学界隈に巣食う怪しい主張を広い範囲からとりあげ、すでに撃破されている、ということを紹介する、ガイドブック的な立場として読むのが妥当に思う。

　もっとも、本書の優れた点は、そういった文脈ぬきに考えても、いまだに信じている人の多い「脳は10％しか使っていない」等のヨタ話も、誤りを指摘していくため、、読み物としてもそれなりに面白い。

　個人的には、ちょっと言い過ぎに感じる個所もあるけれど、それらを一蹴できるほど、情報価値もあり、読み物としても面白いため、おすすめできる一冊として評価する。

13人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Kindleユーザー

品物自体は問題ない

2014年1月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

内容は思ってた以下、なんか世間の事物を全否定している？ロルフは何がいいたのか、理解に苦しむ。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Michael Biehn

エビデンスが好きな方に

2017年3月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この本の中のデータがどの位信用できるのかの証明はありませんが、それでも知っておくと良いと思います。思い込みや決めつけを一度忘れて読んでみてください。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Thedi

in German

2012年4月5日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

Das Buch ist unterhaltsam geschrieben - beim lesen des Vorwortes musste ich schon mehrmals laut heraus lachen über die gelungen Formulierungen.

Anderseits ist der Titel 'Lexikon...' dann durchaus passend. Niemand liest ein Lexikon von der ersten zur letzten Seite durch. Das kann man bei diesem Buch zwar durchaus - dann wird man aber ein paar Aussagen mehrmals wiederholt antreffen.

Zum Inhalt: der Autor rechnet schonungslos mit den Vorurteilen und Behauptungen der Psycho-Szene ab und deckt ihren Hokus Pokus auf. Als Beispiel widerlegt er eindrücklich die Behauptung, dass ein Mensch nur aufgrund seiner Erlebnisse (auch vorgeburtlicher) das wurde was er heute ist. Der Einfluss von Genen lässt sich einfach nicht leugnen. So eindrücklich zeigt er das auf, dass man bei oberflächlichem Lesen der Meinung sein könnte, er behaupte, dass Erziehung und Umwelt überhaupt keinen Einfluss auf den Menschen habe. Das sagt er aber mitnichten. Vielmehr sagt er dass es unmöglich ist eine klare Trennung zwischen dem Einfluss von Genen und Umwelteinflüssen zu ziehen, dass es aber deutliche Hinweise gibt, dass Gene auch einen grossen Einfluss haben - und dass der Einfluss der Umwelt in gewissen Kreisen extrem überschätzt wird. Dazu zitiert er - wie auch in bei allen anderen Themen - wissenschaftliche Untersuchungen und Statistiken.

Dort wo sich einige Psychologie-Szenen mit Esoterik und reinem Hokus Pokus vermischen, wird er kürzer angebunden. Wohl in der Annahme dass dies sowieso kein Leser wirklich ernst nimmt. Auf Extreme, wie Astrologie, Horoskop oder Graphologie geht er gar nicht ein.

Zum Nutzen des Buches: der ist wahrscheinlich klein bis null.

Die Anhänger der Psychologie werden das Buch schnell beiseite legen, denn es würde Grundannahmen ihrer Lebenseinstellung in Frage stellen. Dies obwohl auch sie an einigen Stellen ihre wahre Freude hätten; z.B. dort wo er auf den Nutzen von Werbung eingeht. Wer schon immer etwas kritisch zur Psycho-Szene war, wird sicher oft schmunzeln, aber kaum neues dazu lernen, sondern nur seine Meinung bestätigt sehen.

Ideal wäre, wenn Politiker und Entscheidungsträger im Staat und Sozialwesen diese Buch sehr genau studieren würden. Diese Hoffnung besteht aber nicht, denn dazu ist es zu lange und zu detailliert. Manager und Politiker sind sich an Präsentationen gewöhnt, bei denen nicht mehr als 5 Worte auf einer Seite stehen. Daher wäre dieses Publikum durch dieses Buch überfordert. Schade, denn hier wäre ein möglicher Nutzen für den Steuerzahler durchaus vorhanden.

Quintessenz: das Buch ist schon wegen seinen hervorragenden Formulierungen lesenswert. Ob man mit den Aussagen übereinstimmt, hängt vor allem von der eigenen Lebenseinstellung ab - und diese wird sich wohl kaum durch die Lektüre dieses Buches ändern. Insofern belegt das Buch also eine seiner zentralen Aussagen gleich selbst: Menschen und ihre Ansichten lassen sich kaum ändern, der Einfluss von Erziehung oder Information wird oft überschätzt.

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F. Weber

Eine längst überfällige Kritik für die Allgemeinheit

2007年9月27日にドイツでレビュー済み

Amazonで購入

Einer erfrischend geschriebene Polemik zu den meist überzogenen Erwartungen an die Psycho-Experten und Psychotherapien. Rolf Degen mag hier manchen als Ketzer erscheinen. Doch ist seine Kritik überwiegend fundiert und mit Studien, soweit das in diesem Rahmen möglich ist, unterlegt. In Fachkreisen dürfte eine solche Kritik weniger überraschen, als in der Allgemeinheit. Insbesondere hat sich die Psychosomatik, und damit setzt sich auch R. Degen in seinen Buch auseinander, als eine Art esoterische Kaffeesatzleserei erwiesen. Mir hat eine grundlegende weltanschauliche Auseinandersetzung gefehlt, die doch letzten Endes im Hintergrund eine Rolle spielt. Sehe ich die Welt von einem materialistischen, also naturwissenschaftlichen, Standpunkt oder idealistischen, also geisteswissenschaftlichen, Standpunkt aus? Psyche ist ein reines Konstrukt, also kann prinzipiell kein Gegenstand empirischer naturwissenschaftlicher Forschung sein. Soweit geht R. Degen in seinen Ausführungen leider nicht. Trotzdem ist dies ein aufklärerisches Buch im besten Sinne.

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Lacrima

"Ketzerei"

2014年2月2日にドイツでレビュー済み

Amazonで購入

Meine Kollegen warfen mir "Ketzerei" vor, als ich von diesem Buch berichtete ... ich finde es allerdings klasse. Zumindest der erste Teil ist hervorragend. Am Ende verliert es sich etwas in Esoterik ... meiner Meinung nach hat z.B. Meditation wenig mit moderne Psychologie oder Psychotherapie zu tun. Am Anfang werden jedoch Therapiemethoden und -erfolge auseinander genommen und es werden Fakten präsentiert, die ein Psychotherapeut eigentlich nicht wahr haben will. Der Nicht-Psychologe wird sich sagen: Ich hab's schon immer gewusst, alles Humbug. Aber man muss es wohl etwas differenzierter lesen. Rolf Degen selbst ist Psychologe und versucht in diesem Buch deutlich zu machen, dass er nicht psychologie Theorien als Grundpfeiler der Psychologie in Frage stellt. Es geht lediglich um die Frage, ob Psychotherapie wie sie augenblicklich ausgeübt wird, tatsächlich so sinnvoll ist, wie sie oft dargestellt wird. Darüber darf sich der Leser dann auch gern selbst den Kopf zerbrechen :-).

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paperback

Noch gültig oder schon wieder überholt?

2012年1月2日にドイツでレビュー済み

Amazonで購入

Wie schon vom Autor beschrieben entsteht natürlich Widerstand gegen die Aufgabe liebgewonnener Einstellungen. Kann das wirklich alles Mumpitz sein, was man/frau sich da die letzten Jahre angelesen hat? Meiner Meinung nach wird zuwenig betont, dass verschiedene Therapiemethoden dieselben Ergebnisse bringen - sowohl in der Schulmedizin als auch in der Psychologie - weil der Betroffene glaubt, dass diese eine Therapie ihm helfen wird. Was mir auch fehlt sind neuere Erkenntnisse aus der Spiegelneuronenforschung,obwohl diese Ende der 90er des letzten Jahrtausends gefunden wurden.Was wohl daran liegt, dass die gedruckte Ausgabe von 2004 stammt. Das veranlasst mich auch zu der Annahme, dass auch noch andere, aktuellere Ergebnisse fehlen. Vieles bezieht sich auf Forschungen der 80er Jahre, und da es laufend neue Erkenntnisse gibt, ist Einiges sicher wieder überholt.
Der Stil an sich ist mir etwas zu leger, sollte wohl ironisch sein, trifft es aber nicht immer. Immerhin leicht und flott zu lesen.
Insgesamt trotzdem 3 Sternchen, da das Buch einen zwingt, sich selber Gedanken zu machen, kritisch wissenschaftliche Ergebnisse zu hinterfragen und sich eine eigene Meinung zu bilden.

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Elpax

Zurück zur Vernunft

2012年1月23日にドイツでレビュー済み

Amazonで購入

Bevor ich dieses Buch gelesen habe, war ich ein Anbeter der Psycho-Analyse und aller ihrer Derivate, jetzt bin ich zur Vernunft gekommen: Die Psychologie kann, so wie die Theologie keine Wissenschaft sein, weil sich das Objekt jeder verstandesmäßigen Prüfung entzieht.

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微妙です…学術書というよりは反通俗心理学キャンペーンのプロパガンダに見えます

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非難のための非難

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