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正統派ダンジョンRPG

このゲームに出てくるモンスターは果物などのモンスターもいますが、だいたいは「カワイイ女の子」です。ダンジョンにはボスがいて、そのボスを倒すと「ご褒美グラフィック」が出ます。で、ネットを見ていると「それだけだと思っていたら、じつはRPGとしても優秀である」というような意見を目にし、本当かなあと思ってプレイしました。

すると、こちらの予想以上にRPGしていることがわかり、セクシー部分はむしろオマケなんじゃないかと思うぐらいよくできているゲームです。レベル調整も常備しており、上がりすぎたレベルを調整してダンジョンに挑むこともできます。

• 『ToHeart2』のキャラは出てこないので初プレイの人でも大丈夫
• セクシーなモンスターグラフィックに（いい意味で）ダマされるな！ゲームとしてはかなり良い出来
• アイテム名の前に「二つ名」がついている武器防具は付加価値がある（例：昏ゆくダーツ、無心なローブ、等）
• アイテム入手時は「？？？」となっており、鑑定するまでわからないので面白い。パーティーの中に鑑定スキルを持つ者がいれば鑑定可能
• ダンジョンはオートマッピングで常に画面表示されているので安心
• 王立図書館（本拠地）に戻れば自動で全回復する
• バトル中でもいつでもオプション変更できる
• レベルが15以上になると「クラスチェンジ」が可能。さらに上位職への転職も可能

親切だなと思った点がありまして、正面から行くとカギがかかっている扉でも、グルッと回ってくると反対側からカギを開けてショートカットできるようになっていたりと、ムダ足を踏むということがありません。あ、「落とし穴」とか「毒のトラップ」などのトラップ床はふつうにありますよ（笑）。

物語のボリュームもかなりありますので、ガンガンもぐってガンガンアイテムを稼ぐ「ハクスラ」系ゲームとして秀逸の出来です。バトルスピードも細かく変えられますし、速いなと思ったらバトルスピードを「普通」にすればちゃんと調整されます。こういった細かい親切心が嬉しいですね。

関連リンク

▶ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印
▶ムービーページ