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ソウルで働くオンマ

ソウルで働くオンマ。

 最近連続して教育関連の記事を書いたのですが…

数日前、23日にまた教育部から発表がありました。

 

2025年度から全面導入予定の高校学点制を2年早く2023年度から段階的に導入

 



もともと、2020年度にマイスター高(마이스터고)、来年2022年度からは特性化高(특성화고)に導入され、京畿道ではいち早く来年2022年度から一般高に導入するとされていました。


つまり既に段階的に導入されてはいるのですが、今回は「2023年度に全国の一般高の95%」に高校学点制が導入されるとのことで話題になりました。 

 

2025年度に高1となる現小6(2009年生)以降に導入される制度だからと関心を持たなかった、現中1(2008年生)、現中2(2007年生)の学生と親は急な発表だったのではと思います。

教育の現場である学校でも、制度のためのシステム導入や空間構築のための準備期間が足りない、多様なカリキュラムを教える教員が不足…などの問題があると反発が多いそうです。


また、2025年度から全面導入される高校学点制に合わせて大学入試制度(2028年度)も大幅に改編されること、「2022年度教育課程」が2025年度から高校に反映されるとのことなど、 現小6は制度が変わった中での高校教育、大学入試を迎えることができますが…

 

 現中1、中2は、「高校学点制が導入、でも2015年度教育課程がそのまま維持され、大学入試制度は多少の変化はあるだろうど現状のまま」というなんだか中途半端?な時期になりそうです。




高校進学も、まだ適用されて定着しない新しい制度が導入される一般高に行くぐらいなら、まだ2025年度前には一般高に転換される前の自私高や特目高(外国語高、国際高)に少し無理してでも行こう…という層も出てくるのでは?と思われます。


何はともあれ、そのときの制度のもと、頑張るしかありませんね😑

 

教育界において変化が多い学年である2009年生まれの子どもたち。
前回の記事ではどのような変化が?ということで下の4つをあげました。
 
①2025年に高校学点制が全面的に導入
②2025年に自私高と外国語高、国際高など特目高の一部が廃止され一般高に転換
③2022年改定教育課程、新しい高校教科書2025年度から適用
④2028年大学入試の大幅改編
 
ところで、これらの変化は急激に変化するものではないため、2009年以前に生まれた現在中1以上の学生にも影響あり、なんですよねニコ

高校学点制などはすでに一部導入されていますし、京畿道では来年2022年に全面的に導入するそうです。

さて、
①、②に続き、今回は③、④について。

大きな枠組みとして③2022年改訂教育課程があります。(日本の学生指導要項のようなものですね)

今後どのような教科や活動をどの学年でどのように教育していくか国の立場から示す2022年度改訂教育課程、その名のとおり2022年10月に告示され、2024年から段階的に新しい教育課程、教科書が小中高の教育に導入されます。

詳細の教育課程については、教育部のホームページやネット検索をすると教育部が今年4月に発表した報道資料で確認できます。

その中でも今後の推進計画について抜粋すると…

例えば、新しい高校教科書は、2025年に高1になる2009年生から適用されます。

他にどの時期にどの学年が新しい教科書が適用されるかについてはコチラ下矢印


2024年 小1、2
2025年 小3、4、中1、高1
2026年 小5、6、中2、高2
2027年 中3、高3
 
2022年改定教育課程の重大キーポイントが高校学点制だといわれていて、だからこそ2025年の高校学点制の導入に合わせて教科書も変わるわけですね。当たり前といえば当たり前ですがもぐもぐ
 
そして教育課程も変わり新しい制度が導入されると、それに合わせて大学入試も変わっていくことになります。

そこで④2028年度大学入試は大幅に制度が改編されるというわけです。
現在の小6、2009年生が受験する入試です。
2028年度以前の大学入試でも多少の制度改編がありますが、それらとはスケールの異なる改編とのことで今から注目されています。
その具体的な内容については2024年の上半期に発表されます。
叙述式問題が多くなるだの、高校学点制で随時(수시)の募集要項も大幅に変わるだろう、面接の比重が多くなるだろうといわれています。

何はともあれ、変化は仕方ないと思っています。
良い方向に進むのであればそれでよし。
でも、制度などが改定される初めの世代ってかなり大変ですよねもやもや

大学入試制度の改編について下矢印
(2024年度までのもの)

政権変われば、また、微調整などあるかもしれませんが、ともかく、流れについて知っておいて損はないと思いましたニコニコ
 
 
 
変化の激しい韓国。
 
うちの息子は2009年生まれ(小6)なんですが、教育界では変化の多い学年として注目を浴びています。
 
①2025年に高校学点制が全面的に導入
②2025年に自私高と外国語高、国際高など特目高の一部が廃止され一般高に転換
③2022年改定教育課程、新しい高校教科書2025年度から適用
④2028年大学入試の大幅改編

 

これらを初めて経験する学年だからです。


①の高校学点制は、学生自らが進路に合わせて授業を選択して学点、つまり単位を取得していくもの。大学の授業を想像すれば分かりやすいニコニコ

既に一部の高校で段階的に導入されているのですが、2025年から全ての高校に導入されるんですね。
2009年生まれは2025年に高1なので、すべての生徒が高校学点制で授業を受けるわけです。

自分の選択した授業に合わせて教室移動し、自分の受けたい授業が近隣の高校などにある場合はそちらでも授業を受けることが可能だとか。
また、指定教育機関等のオンライン授業などでも単位取得可能になるらしく。

趣旨は良いのでしょうけれど、実現していくにはやはりあらゆる面で大変だろうなぁと。
学生と現場の先生が一番大変ですよねタラー
 

 

 

また、②については、厳密にいえば、自私高、自公高、外国語高、国際高が一般高に転換です。

下矢印こんなふうに。
 

 
 
超エリートの英才高や特目高でも科学高は廃止されませんね。つまり中上位の学生の高校進学が悩みどころになりそう。
教育部からすると、一般高でも高校学点制が導入されるから質の良い教育を受けることができるってことなんでしょうけれど。
でも、質のよい教育とはお金のかかるもの。
例えば、自私高は授業料が一般高より3倍まで高く設定できるからこそ、優秀な先生の採用、プログラム導入などが可能です。そして、大学入試の要となる随時(수시)の学生簿などにも力を入れることができ、大学入試に有利なわけです。

韓国の一般高は、地域によって異なりますが、ソウルなど平準化制度を導入している場合、中学校と同様に近距離高校へ割り当て、抽選方式などで決めるので、いわゆる入試がありません。
そのため、教育熱が高い層は江南などの教育レベルが高いエリアに無理してでも引っ越すというケースもありました。一般高でもやはりレベルが高くソウル大学などへの進学率も良いからです。
ただ、ここ数年の不動産高騰、チョンセ・ウォルセ難によりそれも一部の人だけが可能になるという状況です。

一般高でどれだけ高校学点制により質のよい教育を受けれるのか、そして大学入試は?
結局、さらに私教育が加熱しそうですガーン
 
長くなりそうなので、③、④については次回に~
 
地域や学校により多少異なりますが、韓国では今週や来週から2学期が始まる学校が多いです。
息子の通う小学校は来週月曜日から。
そのため、今週は学校からのお知らせが毎日きています。昨日からは担任の先生からのカトクもあり。
金曜日の今日は教科書配布の日ですが、クラスごとに配布時間を変えて密にならないように学校でも配慮していますね。

もともと2学期からは全面登校となるはずだったのに、ソウル4段階でとりあえず9月6日まで毎日オンライン授業。1、2年生は毎日登校するのですが。
9月以降どうなるんだろう…

さて、
小6の息子ですが、自分には夏休みや冬休みはなかったようなものだといってます。
学校の授業はなくとも、1、2年生のときは学校内のトルボム教室に、3年生からは地域児童センターに毎日通っていますからね。
そして、5年生からは週2、3で塾にも通うようになったので、朝から夜まで家にいない日も。
(塾が夜6時半から9時までなので…)

ともかく、新学期。
小学生生活もラストスパートです。



コロナ、コロナの昨今…


私も今までコロナ検査を今まで4回しました笑い泣き


1回目

3月にソウル市から外国人労働者はコロナ検査をするようにという行政命令が出たため。

行政命令が3月17日に出され、その期間が月末までと短いのもあり早めに行こうと19日に会社の了解を得て朝早く検査をしたのに…

その日の夜に勧告に変わり、強制ではなくなりました。反発が多かったらしく、急遽変更したとのことでした。対応早いけど、しなくても良かった検査をした私は…ガーン


2回目、3回目

1回目の検査を受けて1週間後。

まさかのコロナ検査。

同じフロアの社員が感染したとの連絡を土曜に受けて、月曜からは1週間の在宅とともに2回検査して陰性となるまでは出勤しないようにと。

このことがきっかけで、在宅ワークでも大丈夫だとのことがわかり、申請していなかった在宅ワーク申請をして今に至ります。

リモート操作で自分の会社のパソコンに接続して仕事するわけだから家でもまったく問題なかったんですよね。

ともかく2回の検査は面倒ではありましたキョロキョロ


4回目

な、なんと。

3回目コロナ検査を受けてから2週間もしないで

下の階のフロアの社員が感染…

このときは、平日の仕事中に感染が分かったので、会社にいる社員はすぐに帰宅して在宅ワーク&検査をするようにと全体連絡がきました。その日のうちに検査をして在宅ワーク。このときは、別のフロアだったので一度陰性がでればOKでした爆笑


検査は1回目のときはソウル駅で、あとの3回は地元でしたのですが…ソウル駅は鼻に棒を入れて採取するだけ、地元ではそれに加えて舌の唾液の採取もあり、場所によって違うんだなぁと感じました。


今後、コロナ検査をすることのないように過ごしたいですが、こればかりは周りの影響もありますから分かりませんね。


でも、こうしてすぐ無料で検査を受けられる韓国のシステムってありがたいなぁとも思いますお願い