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2006年 07月 26日
Mighty Mouseの最大の特徴かつ、最大の弱点は、あのスクロールボールにあります。
あの360度、自由自在に動かすことができるというアイディアは本当に優れものなのです。これを使うと、もう他のマウスは使う気になりません。 しかし、このスクロールボールは、最大の弱点でもあります。 というのも、このスクロールボールは徐々に使えなくなる、という21世紀の工業製品とは思えない弱点があるのです。 で、先ほどBluetooth対応のワイヤレス(しっぽなし)Mighty Mouseが発売されたのを記念して、禁断の解剖をやってみることにしました。 なお、参考にしたサイトは、こちらです。 と言いつつも、解剖(手術?)中に写真を撮るのを忘れてしまって、中身をお見せできないのがちょっと残念なのですが、結論だけ申し上げますと、中身を取り出してクリーニングすることによって、見事にもとの動きが戻ってきます。 中には非常に小さな(要ピンセット)ローラーがあり、これをきれいにすることでちゃんと滑らかに動きます。逆に言うと、このマウスの要であるローラーの汚れ具合と言ったら! このローラーは上下左右と4本で構成されています。そのうちの上下の動きを伝えるローラーは、ここではお見せできないくらい汚れていて、はじめは左右のローラーとは別のものなのかと思ったくらいです。 解剖そのものは、さほど難しいことはありません。ポイントは以下の通り; 1. 精密ドライバーは必須。 2. ピンセットも重要。 3. ゆっくりこじあける。ただし、上記参考ページにもあるように、下側のカバーは接着剤でくっつけてあるので、一度取ったら、再度くっつけるためには接着しないと完全には元に戻らない。 正直、このマウスを(フルの機能で)長く使おうと思ったら、絶対にクリーニングが必要です。そうでないなら、 使用する前には手をよーく洗うこと、デス。 どんなきれい好きな人でも使っているうちにだんだん汚れがたまっていきますから、このクリーニングは絶対さけることができない作業だと思います。しかし、これをやると、保証は効かなくなりますし、解剖に自信がなければやってはいけません。 とはいえ、実は「裏技」もあります。購入して一年以内(つまり保証期間内)であるなら、保証書を持参して、アップルストアに持ち込むと、ちゃんと動くもの(つまり、おそらく「新品」と交換してくれます。 さて、今度出た、しっぽなしのアオバネズミですが、解剖具合はどんな感じなんでしょうか?ちょっと気になるところです。
by albertus
| 2006-07-26 03:24
| Mac
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