Ａｆｔｅｒｎｏｏｎ　Ｃａｆｅ

「官房機密費？なんですかそれ？そんなものあるんですか？」と平野官房長官がすっとぼけた会見で始まった民主党政権下の官房機密費ですが、
その後、自民党の機密費ネコババ疑惑は追及しない（自分もやがて痛くなる腹は探られたくない）、自分たちの機密費の使途も明らかにしない、と開きなおり、平野官房長官は最後はとうとう闇のまま抱きかかえて去ることになりました。（怒）
平野氏は計３億６千万円を国庫から引き出しており、使用額は計約３億４千万円になります。（沖縄や徳之島の分断工作に使ってたりして・・・）

年間十億円以上も計上される使途不明の官房機密費という存在が民主主義国家で許容されてること自体が驚きです。
官房機密費も税金から払われているのですから、納税者である私達は当然その使い道を知る権利がありますし、チェックしなければ時の政権がどんな汚いことに利用しているかわかったものではありません。日本のどす黒い政治の温床であり、政治の後進性の象徴です。

民主党は野党時代、機密費の使途公表を求めてませんでしたっけ？
鳩山政権はまたまたそれを手の平返ししましたから、菅政権は「政治とカネにクリーン」を打ち出すなら、政治家個人の政治資金だけでなく、官房機密費の透明性に必ずメスを入れねばならないと思います。
特に野中さんの爆弾発言は全て解明調査すべきでしょう。
麻生政権引退直前の機密費ネコババ疑惑、そして鳩山政権下での機密費の使途も明らかにして欲しいです。
たった８ヶ月の間に３億４千万円使用。事業仕分けで爪に火をともすようにしてケチった苦労があっという間に飛んでいく額ですね。

官房機密費について上脇博之教授と阪口弁護士が訴訟をおこしてらっしゃるので、お二人のブログは必読です。今回のエントリーはそのご紹介です。
リンクを張っておきますので、是非通読して参考にしてください。

◆弁護士阪口徳雄の自由発言
カテゴリー：官房機密費

◆上脇博之　ある憲法研究者の情報発信の場
カテゴリー：内閣官房機密費

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