コメント
冤罪被害者の年金未納問題は盲点でした。勉強になります。
菅谷さんも17年も監禁(あえてこう書きます)されていたんであれば、バスの運転免許も失効してるでしょうね・・・。再習得のための教習を受けるのもタダではないんですから、そういうとこのフォローも全面的にやらなければいけないですよね。元の生活を完全に取り戻すことは、もうできないんですから・・・。
なんだか、ちょっと芝居がかったようにも見えた(^^;)栃木県警本部長の謝罪に対して、「許す気持ち」を語った菅谷さんはすごいと思います。わたしだったら、とてもああはいえないと思うので(^^;)
そういえば、菅谷さん、定額給付金ももらえてないんちゃうかな(^^;)
>こねこさん
免田栄さんは年金支給を求めて国賠訴訟をおこしました。まだ係争中かな?
とにかく刑務所に閉じ込められたことからくる不利益は国がすべてリカバーして当然ですよね。
当時菅谷さんを有罪にしたてあげた捜査官、裁判官の実名は公表されていますが、謝罪の予定はないそうです。
最善を尽くしたと開き直ってるようですが、少なくとも警察が誠意があるというなら、担当捜査官を引っ張ってきても謝罪させるくらいのことをしてもいいと思いますが…やりませんね。
ある元裁判官は、
「冤罪を作った当の裁判官はなんらペナルティを受けないどころか出世しているのが問題だ」
と取材で述べていました。
裁判官の良心の独立との兼ね合いもありますが、冤罪を生むのに荷担した当事者が反省無しで知らん顔というのもどうなのかと思います。
ところで毎日新聞が足利事件について自己批判の記事を出した何日かあとに産経新聞が、今日は中日新聞が自己批判の記事を出していました。
しかし紙面より影響が大きいと思われる映像流しっぱなしのワイドショーでは依然として改善の姿勢は感じられませんね。
今朝の老夫婦殺害報道もなんだかな…でしたよ、あの8時前後にフリップめくるのが好きな人とか。
>秋原さん
>最善を尽くした
出ましたね。北九州市生活保護担当者も吐いたこの手の台詞。「こちらの対応は適切だった」っていう。あんたんとこの生活保護は「適切に」やると人が死ぬのか、とツッコミをいれたものですが・・・。
それはさておき、ここでも他者に対して”のみ”異常に高い倫理観、自律心を求める傾向がありありです。「一生懸命やったんです」というのは確かに結構なことなんですが、それでも結果的に菅谷さんのような被害者を生み出してしまったら、警察や裁判所としては「負け」でしょう。それだけに飽き足らず彼らは「だから謝らない」と言うわけです。この自分たちへの甘さは、他者に対してほど、自分たちに高い倫理も自律も課していないってことでしょう。
本当は権力に近い人ほど、高い倫理観や自律心を要求されるものだし、そうあろうと努力する人でなければ、権力に近い場所にいる資格も、適性もないはずなんですが。
>自己批判の記事
過去の報道を反省するのはいいことだと思いますし、しなければならないことだと思います。でも、それが「同じことを二度と繰り返さないために」されているのか、そこが大事だと思います。警察発表を鵜呑みにしてしまった、という反省はいいとして、じゃあそもそも実名報道はどうなの?とか、記者クラブ制度の弊害は?とか、新聞報道全体で反省すべき点は、一部の新聞だけが自己批判をしても、改善は見込めませんから。
>ワイドショー
あぁ、そういえば最近も殺人事件のレポートで、レポーターが現場付近を歩きながら、「この付近には外国人も多く居住しているとのことです」という一言を口にしたときは、もう脱力しましたね。その一言にどんな意味があるのか説明してみろよ、と(泣)
>こねこさん
>ここでも他者に対して”のみ”異常に高い倫理観、自律心を求める傾向がありありです。
>本当は権力に近い人ほど、高い倫理観や自律心を要求されるものだし、そうあろうと努力する人でなければ、権力に近い場所にいる資格も、適性もないはずなんですが。
仰るとおりですね!
派遣村や生活保護受給者、あるいはカルデロンのりこさん一家にもこれに共通する傾向が見られました。考えていきたい問題ですね。
>殺人事件のレポートで、レポーターが現場付近を歩きながら、「この付近には外国人も多く居住しているとのことです」という一言を口にしたとき~
こういうところで自分も気付かない差別や偏見の本音がポロッとでるものですね。外国人が多いから治安も悪く犯罪者も出るだろう、と。
マスコミ関係者がこんな見識では困るのですが。