前のエントリーでご紹介した素手でトイレ掃除、日本会議や親学が絡んでそう、と思ったら案の定みたい。
今回は備忘のためのメモエントリーです
もともとはイエローハット社長で極右の鍵山秀三郎氏の発案で、「日本を美しくする会/掃除に学ぶ会」というNPO法人が設立されており、中小企業団体も参加しています。それに参加した教員や日本会議系の教育委員などを通じて教育の場に入り込んでいったようです。
こちらのツイートまとめが色々資料を紹介してくれていますのでリンク先をどうぞ
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●子供に素手便所掃除をさせるアベウヨの奇怪な運動について https://twitter.com/i/moments/924493944053907456この「素手でトイレ掃除」は「苦行を積めば徳になる」「滅私奉公」というきわめて日本的な価値観にそうもので、受け入れる土壌は充分ありました。次の指摘は大事だと思います
こちらの連ツイもメモ
うわあ・・教育勅語ですか。
森友学園大人版みたいですね。
日本会議がここまで学校教育の中に入り込んでいたとは、恥ずかしながら知りませんでした。育鵬社や作る会の教科書だけではなかったんですね。まさか道徳の授業の許可書に載ったりしないでしょうね?
洗脳対象は生徒だけでなくまず先生も含めた大人から、というわけですか
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●(「教育再生」をたどって:1)先生はトイレ掃除で「便教会」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13237314.html?rm=150
11月3日。71年前に日本国憲法が公布され、女性参政権の実現につながったこの日、私は初めて男子トイレに入り、便器を磨いた。
トイレ掃除で自らの内面を見つめ直すという先生たちの「便教会」。「教師の教師による教師のためのトイレ掃除に学ぶ会」ともいう。
今回、碧南高校(愛知県碧南市)であった便教会にログイン前の続き参加したのは、県内の小中高校の教諭やその教え子の大学生など15人。半数が初心者だ。
全文はリンク先で読んでいただきたいのですが、朝日の記者自らが初めて男子トイレを素手で掃除する「勉強会」に参加
参加者は皆無心で奥の方まで手を突っ込んで男子トイレを一時間ほどトイレ掃除。
「あっ、先生、いま指で汚れを確かめましたね」。一人の男性教諭に向かい、安井先生が叫んだ。「素手で掃除をすると、生徒と目線が同じになるんです」。換気扇に挟まったたばこ、便器にはりついたガムなど、生徒の変化にも気づけるのだという。「掃除は片手ではなく、必ず両手でやってくださいね。片手では問題から遠ざかります」
安井先生は、トイレ掃除歴8年。「体育教諭は生徒指導を任されることが多い。傲慢(ごうまん)になり、生徒を変えようとしていた。でも、トイレ掃除で自分が変わった」と効果を語る。12年間参加している高校教諭の女性(52)は、「まだ自分は足りていない」と振り返る機会になるのだという。
うわあ、これ、自己啓発セミナーの洗脳現場での台詞ですよ・・完全にカルトの精神世界。
朝日新聞、これを批判しなさいよ!何をいい事みたいに書いてるんですか(怒)
この「便教会」はすでに20都府県に広がっているんだとか・・全国の都道府県の半分弱です
そして野田聖子元大臣もやったことあるんですか(呆)
そりゃ私でもやめますこんな会社。
こちらもメモ
●「素手で集団トイレ掃除運動」の政治性についてhttp://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20081109/p1教育が狂えば国全体が土台から狂い、修復するには途方もない時間と大変な労力がかかります。日本は戦前の皇国教育でそれを嫌と言うほど学んだはずなのに、学習、継承したのは皇国教育の洗脳マニュアルだけ。
ますます戦前回帰する日本人のメンタリティはこうして作られていくのですね
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