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東芝の最新SSD「HG6」が発売、128GBで約1.1万円
(2014/3/15 00:01)
東芝製SSDの新製品「HG6」が発売された。今回の製品は、CFD販売によるパッケージ「SSD S6TNHG6Qシリーズ」で、実売価格は512GBモデル「CSSD-S6T512NHG6Q」が36,800円、256GBモデル「CSSD-S6T256NHG6Q」が19,980円、128GBモデル「CSSD-S6T128NHG6Q」が10,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ランダムアクセス性能の高さが特徴の新型SSD
HG6は、東芝が2月に発表したクライアント向け6Gbps SATA対応SSDの新製品。
「第2世代の19nmプロセス技術」(同社)というMLC NANDフラッシュが採用されているほか、SED(自己暗号化ドライブ)モデルではTCG Opal 2.0準拠のセキュリティ機能も搭載。未登録のシステムからSSDにアクセスされると、自動的にデータを消去する独自機能を備えるという。
なお、店頭での販売予定などは不明だが、HG6シリーズとしては2.5インチタイプのほかmSATAタイプ、M.2タイプといったフォームファクタがラインナップされている。
SSD S6TNHG6Qシリーズは、そのHG6シリーズの2.5インチ/7mm厚タイプを採用したCFD販売によるパッケージ品。
同社は特にランダムアクセス性能の高さをアピールしており、同社が256GBモデルモデルをCrystalDiskMark 3.0.3(64bit版)でテストしたところ、512KBランダムアクセスでリード433.6MB/s、ライト471.2MB/s、4KBランダムアクセス(QD32)でリード378.7MB/s、ライト262.6MB/sといったスコアだったという。
パッケージに記載されているシーケンシャルアクセス性能は、512GBモデルがリード515.1MB/s、ライト483.1MB/s、256GBモデルがリード514.4MB/s、ライト482.8MB/s、128GBモデルがリード514.3MB/s、ライト475.9MB/s。
同社の製品情報サイトでのシーケンシャルアクセス性能は、512GBモデルがリード530MB/s、ライト500MB/s、256GB/128GBモデルがリード530MB/s、ライト490MB/s。本体サイズは100.4×69.85×7mm。