ロングテールキーワードが拾いやすいジャンル

【追記：2017/6】
テールワードについてまとめましたので、こちらの記事をご覧ください。
アフィリエイト初心者はロングテールの広がりがあるジャンルがおすすめ

 

私のSEOのやり方は、特定のキーワードで上位表示を狙うのではなく、記事数とテキスト量でロングテールキーワードを拾っていく戦略を取っています。

ロングテールキーワードは狙うものではないという意見もありますが、私は、狙うテールと拾うテールがあると思っています。

ロングテールSEOについては、過去にまとめ記事を書いているので、やり方も含めそちらをご覧ください。（ロングテールSEOのまとめ）

サイトの作り方については、「それなりに稼ぐアフィリエイトサイトが完成するまでの全手順」でまとめています。

ロングテールSEOで重要になるポイント

テールSEOで重要になるのは、記事数とテキスト量です。ただし、記事や文章ががただ多いだけでは、大してアクセス数は増えません。

大量の記事をアップしてもアクセス数が増えない原因の多くが、質の低い記事です。記事の質って何？という話ですが、テールSEOにおける記事の質は、「語彙力」です。

色々なキーワードが含まれることで、色々なキーワードの組み合わせの生まれますので、自然とアクセス数が増える土台が出来上がります。

タイトルや内部リンクの最適化はもちろんですが、キーワード数が少ない記事ではアクセス数を増やすのは難しいです。ただし、キーワード数も多ければ良いというものではありません。

その分野に詳しくない人が書いた記事の場合、その人が知っているキーワードしか含まれず、他の言葉への置換えもできませんので、同じ文章量やテキスト量でも、詳しい人が書いた方がアクセスは集めやすいと言えます。

ただし、専門家が書いた記事の場合、専門用語が多すぎで、一般的な人が検索するキーワードが含まれていないという危険性もあります。何事もバランスが大切です。

テールキーワードが拾いやすいジャンル

全く同じようにサイトを作って同じようにSEOしているつもりでも、サイトによってアクセス数が全然違います。

もちろんサイトごとの評価が異なり、ジャンルごとに検索ユーザーの絶対数が違いますが、経験上、テールワードの拾いやすいジャンルと拾いにくいジャンルがあると思っています。

これは、自動車保険サイトですが、今までに作ったサイト比べ明らかにアクセス数が多いです。しかも、ある程度のアクセス数になるまでの期間が短いです。

これは車査定のサイトで、現時点ではまだまだなのですが、それでも過去のサイトと比べると増加速度は早いです。今月末あたりで、ボカンが来るような気がしています。

自動車関連サイトは、検索との相性がとても良いです。IT系サイトもアクセスは集めやすいですが、車の方がキーワード数が多めです。

直近一ヶ月の流入キーワード数です。

自動車保険のYahoo経由の訪問数が2.3万で、アフィリエイト野郎が0.6万と4倍の差がありますが、ページ数やテキスト量はアフィ野郎の方が多くても、キーワード数は自動車保険の方が多くなっています。

Googleは(not provided)があるので抜きました。ジャンルによってGoogleユーザーが多い、Yahooユーザーが多いという差があり、その辺も数字の違いに影響が出てくるでしょう。

これを持って車関連はロングテールキーワードが拾いやすいとは断言できませんが、過去にいくつかのジャンルで同じやり方でサイトを作ってきた感覚としては、車はテールが拾いやすいと思います。

【追記】

車サイトはこんな感じになっています。やはりアクセスは集めやすかったです。

テールキーワードが拾いにくいジャンル

キャッシングやFXなどビッグワードからのアクセスが多いジャンルは、テールが拾いにくい印象を持っています。今FXのサイトを作っていますが、今までで一番、記事数に対するアクセス数が少ないです。

これからどうなるかわかりませんが、サイトが完成しても爆発的に伸びることはないのかもしれません。

特にFXの場合、内容の濃いサイトが沢山あります。そういったジャンルの場合、良い記事が書けても相対的に既存のサイトに負けますので、評価が低くなりテールも拾いにくくなります。

最近話題のたかぽんアンテナというブログの「アフィリエイト未経験者がSEOの知識がたいしてなくても月5万稼いだ方法」の中で、「コンテンツは比較され、価値が減っていく」という事が書かれていますが、これは放置した場合に限らず、記事を書いた直後にも当てはまります。

既に、濃い記事がいくつも書かれているジャンルの場合、そこに突っ込んでいくのはなかなか厳しい物があります。それがまさにFXでした。FXサイトについては、今までにないぐらいこの記事数で攻めるつもりですが、結果は追って報告したいと思います。

いくら記事を書いても全然アクセスが増えない場合、自分の記事の質とともに、既存サイトの質も確認しましょう。自分が90点でも相手が100点では勝てません。それがSEOです。

【追記】

FXサイトはこんな感じになっています。1000ページも書いてこのアクセス数はひどすぎます。大して稼げていません。

テールが拾いやすくCVしやすいジャンルが理想だが・・・

アフィリエイトサイトの場合、アクセス数が多くても成約しなければ意味がありません。

ロングテールキーワードが拾いやすいジャンルでも、成約しやすいジャンルとしにくいジャンルがあります。（今すぐ客が多いジャンルの高単価アフィリエイト商品を狙う）

ただ、自演リンクを行わない場合、ビッグワードやミドルワードでの上位表示はまず不可能です。そうなるとまずは、テールでアクセスを増やすしかありません。

アフィリエイト初心者は、自分の得意なジャンルで始めるのが基本ですが、ある程度稼げるようになってきたら、テールが拾いやすく成約しやすいジャンルを狙って行きたいですね。

でも、これは実際にサイトを作ってみないとわからない部分が大きいですし、テールが拾いやすいジャンルでもある程度の期間は必要です。

初心者の場合、1つのサイトに注力してしまう人も多いですが、たとえそのサイトである程度成果が出ているとしても、色々なジャンルに挑戦してみるのが良いと思います。ただし、中途半端に手を広げるのは逆効果です。

ほんとアフィリエイトは難しいなと感じます。SEOやアフィリエイトの知識があっても難しいので、初心者の方は成果が出る前に挫折してしまう人が多いのもわかります。しかし、自演リンクがなくてもテールSEOであればなんとかなります。

専門家に記事を書いてもらう事が難しいのであれば、自分で勉強して知識を付けるしかありません。準備期間が長くなりますが、1年後、2年後の成果は大きく変わってくるでしょう。