その足を進ませるのは、あの日に聞いた父の言葉が、僕にくれた想いの力。その目に映るのは、あの日に見た巨人と、共に紡ぐ未来の光景。望みせめぎ合うこの世界で、その身を変えるのは、あの日を超えて、今この時、僕たちの願う– ウルトラマンアーク 最終回「走れ、ユウマ!」感想!–天空に描け、光のアーク!!
あまり言葉として書いたことはないんですけれども、管理人はウルトラシリーズが好きです。
全部見てるかとか、詳しいかとか言われるとちょっと自信がありませんが、幼少期にグレート・パワード・TDGを、曲がりなりにも見ていた頃から好きです。
怪獣や侵略宇宙人に代表される困難に、人間-地球人に限らない知性体-と、彼らに協力してくれる光の人々が、知恵と力と勇気をもって立ち向かい、解決する物語が好きです。
時に力が必要であり、許せないことはあると示すとともに、違う命と共に生きることを諦めないように戦い、また『違い』を超えた絆を持つことの意味を、時代に合わせて描き続ける志が好きです。
誰かを助けることが、たとえ少し掘り下げれば利己的な行動だったとしても、その行為そのものを尊ぶべきであり、そう行動できた者が困難に直面したならば、助けられた者は君を助けてくれるよ、という、優しさの描き方が好きです。
時には知性ある者たちの傲慢さを描きながら、その姿をもって、より善く生きていくことの意義を語り続ける姿勢が好きです。
そんな物語を伝えるために、その時代時代において新しく生まれ続ける表現手法をさまざまに取り入れ・組み込みながら、驚くような映像作品を作り、届けようとしてくれる人々の姿が好きです。
そのような営みの中心に、「光の巨人・ウルトラマン」という芯がある、いてくれる事実が、好きです。
何が言いたいのか。
その全てを、まごうことなく見せてくれたウルトラマンアークというシリーズが、本当に大好きだということです。
この最高の最終回。どれほどの言葉を尽くしても、語りきれるものではないと思います。それでも、この半年間を共に走り、ここまで見事な光景を届けてくれた人々と、共にこの物語を見た人たちと、少しでも感じたことを分け合えたらいいなと思いながら、ウルトラマンアークの物語のひとまずの完結を、語りたいと思います。
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