マグロの初競り価格から2025年の株価を予測。強気モード発動!?
マグロの初競り価格がその年の日経平均の上下を表すというアノマリーがあります。
確かに昨年(2024年)の落札価格は、前年比で7,820万円上昇し、この分だと2024年は日経平均が4万円に近づくかもと冗談めいて書いたら、本当に4万円近辺まで上昇したのでした。
そんなわけで今年(2025年)も、初競り価格には今年も大いに注目していたわけなのです。
マグロ、今年も高い
初競り価格と株価との関係は昨年ブログに書きましたのでそちらを参考にしていただくとして、今年の結果を見てみます。
(関連記事)
マグロ価格を見れば株価が予測できる!?初競り価格と日経平均の連動性
豊洲市場で行われた新年恒例のマグロの初競り。
最高値は、青森県大間産の本マグロで価格は2億700万円となりました。2019年の3億3,360万円に次ぐ過去2番目の高値であり、2024年に比べても9,000万円以上高くなっています。
マグロと日経平均
2025年の株価を占う前に、2024年の結果を確認してみます。2024年は2023年に比べて、落札価格は7,820万円上がっており、一方で日経平均は年間で6,701円上昇しました。
過去10数年の結果をまとめたものが以下となります。
わかりやすいようにグラフにしてみました。
直感的に、2つの価格の値動きは似ていると感じる人も多いのではないでしょうか。
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2025年も強気継続
このアノマリーの勝率は9勝4敗といったところ。
当たりに賭けるならば、今年の日経平均は4万円台半ばは狙えるのではないでしょうか。とりあえずは4万円台の定着を目指してもらいたい。
ちなみにマグロ初競り価格前年比と日経平均年間騰落の相関係数は、0.33となっています。
(参考)相関係数の目安
±0.7~1.0:かなり強い相関あり
±0.4~0.7:やや相関あり
±0.2~0.4:弱い相関あり
±0.0~0.2:ほとんど相関なし
±0.7~1.0:かなり強い相関あり
±0.4~0.7:やや相関あり
±0.2~0.4:弱い相関あり
±0.0~0.2:ほとんど相関なし
強い相関があるとはいえませんが、それなりの参考にはなるといった感じです。
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