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ちいかわ原作屈指の傑作エピソード「黒い流れ星編」のアニメ版、後編の(8)が何かすごい。
童謡が流れ続ける。セリフなし。廃墟じみたネットカフェ、室外機のカット… なんだろうこの情緒。

ただ一人時間のループを認識するちいかわの孤独が我が事のように怖い。
そもそもちいかわもハチワレも子どもに見えるが、親などはなく一人で労働して暮らしている。そういえば族のようなものはあっても血のつながりは一切描かれていないのではないか。こういう漫画なら、普通親子兄弟キャラを作るだろうに。
その意味では登場キャラ皆孤独、楽しく生きているようで明日とも知れない儚さを持っている。ハチワレもうさぎも突然去ってしまうかもしれないじゃないか… 
だからこそいいのかな?

コメント

表面的に怖いことはひとつもないというのに怖いという。ある日突然「今までのことはぜんぶ夢でした」と言われても受け入れざるを得ないところがありますね。

Re: KOR様

描かれない部分を想像せざるをえないというか。ちいかわもハチワレも見てる側がつけたコードネームみたいなもので、作中ではいまだ名無しのままという…

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