米映画「告発の行方」(1988年)と「羊たちの沈黙」(1991年)で2度アカデミー主演女優賞を受賞しているジョディ・フォスター(63)が、子役として映画デビューした1972年公開のディズニー映画「ジョディ・フォスターのライオン物語」の撮影中にライオンに襲われて負傷したトラウマを赤裸々に語った。

米W誌のインタビューでフォスターは、「8歳半か9歳の頃、ライオンに襲われました。ライオンのたてがみが目の前に迫ってくるのが見え、私は持ち上げられて、振りまわされ、横に動かしてから落とされたのです」と撮影中の恐ろしい出来事を振り返った。フォスターによると、腰の両側に2カ所ずつ刺し傷を負ったものの月日が経って成長すると共にどこに傷があるのか分からくなったという。

ショック状態だったので詳しくはあまり覚えていないと話す一方、カメラマン全員が機材を持って走って逃げるのが見えたとコメント。幸いにも現場にいた調教師が「放せ」とライオンに指示して助けてくれたことで、命に別状はなかったという。また、撮影を終えた後の出来事だったため、襲われた瞬間はカメラには記録はされていないと明かした。

フォスターによると、病院で治療を受けたて復帰した後も自身を襲ったライオンと一緒に撮影を続けなければならず、「一生消えない傷を負った」と述べている。

同作はフォスター演じる主人公が友人の少年とかつてサーカス団の一員だったペットの年老いたライオンと共に叔父を訪ねて旅をする冒険物語で、俳優マイケル・ダグラスらが出演している。(千歳香奈子)