NGT48で研究生から正規メンバーに昇格した4期生佐藤広花(19)が、今後の飛躍を誓った。佐藤広は10日に開催された「NGT48劇場10周年記念公演」(新潟市・NGT48劇場)で、同期の磯崎菜々(19)、木本杏菜(18)とともに昇格が発表された。

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高揚していた気持ちを落ちつかせた。「正規メンバーとしての活動はこれからなので」。佐藤広は、昇格の余韻を意識して冷まし、今後に備えている。

「今までの悔しさ、頑張ったぞ、という思いを整理してファンの皆さんに伝えることができた」。10日の劇場10周年記念公演での昇格発表、磯崎、木本杏に続いてステージ上であいさつした。ファンへの感謝と今後の決意を述べた2人と思いは同じ。その上で「自分にしかできないと思うことを伝えたかった」。明言したのは「NGT48の未来を担えるメンバーになる」。涙を流すことはなく、笑顔で言い切った。

昨年6月発売の11枚目シングル「希望列車」で初めて少人数選抜(11人)に選出された。5月のスプリングコンサートで、ファンにそのことをあいさつした時の言葉を、再び伝えた。「自分が伝えるべきなのはこれなのかな、と思っていた」。決意の実現がこれから目指すものになる。

23年に加入後、正規メンバー昇格は目標の1つだった。グループの節目や大きなイベントの際に昇格発表が行われることが多かった。「その度に期待したけど、発表はなくて」。悔しさは募った。ただ、バネにもなった。

24年の劇場8周年記念公演、4期生全員で初めてパフォーマンスをした。その時のポジションは「端の方」(佐藤広)。悔しかったが、どこか納得している自分もいた。そんな時に受けたアドバイスで火がついた。「どんな位置にいても見てくださっている人がいる」。1期生の清司麗菜(24)に言われた。

「端にいても絶対に手を抜かない。端にいるからこそいちばん飛び跳ねたり、思い切ってパフォーマンスをするぞ、って」。自宅での自主練習はほぼ日課。公演のたびに自分の振り付けの予習だけでなく、他の目メンバーの振りも頭に入れた。配信の映像の確認も欠かさない。「これからも、つかんだチャンスは逃がさない」。努力は今後も土台になる。

令和8年の今年、8月8日の誕生日で20歳になる。「ちなんだ企画を何かやりたいです」と笑った。

◆佐藤広花(さとう・ひろか)2006年(平18)8月8日生まれ、新潟県出身。23年12月に4期生としてお披露目。25年発売の11枚目シングル「希望列車」で初の表題曲選抜メンバー入り。趣味はゲーム、アニメ、猫と遊ぶこと。特技はゲーム、星座、虹を見つけること。血液型O。