私は20年以上、デフォルトのブラウザとしてFirefoxを使い、その中でFirefoxの多彩な機能を最大限に活用する方法をいろいろ学んできました。
デフォルトで有効になっている機能の中にはオフにしたほうがいいものもあれば、ちょっとした調整でプライバシーやセキュリティを大きく向上させられるポイントもあります。
ここでは、私が実際に使っているFirefoxのハックをすべて紹介します。ぜひ試してみてください。
【この記事のポイント】
- Firefoxは設定を見直すことで、スポンサー表示や不要なAI機能を排除し、自分好みのシンプルな環境をつくれる。
- 内蔵タスクマネージャーやスクリーンショット、縦型タブなど、標準機能だけでも快適さと生産性を高められる。
- データ収集の停止やHTTPS-Onlyモード、広告ブロッカーの活用により、プライバシーとセキュリティを大きく強化できる。
ホーム画面を本当に自分好みにする
Firefoxでは、新しいタブを開くとデフォルトでホーム画面が表示されます。特に問題があるわけではありませんが、不要なスポンサー付きコンテンツが含まれています。
これを消すには、右上の三本線アイコンをクリックして[設定]を開きます。左側の[ホーム]タブを選び、[Firefox ホームコンテンツ]までスクロールしてください。
[Firefoxをサポート]を無効にするとスポンサーコンテンツが消えます。さらに、よく訪れるサイトへのリンクが不要なら[ショートカット]もオフにすると、よりすっきりした見た目になります。
私のホーム画面では[ウェブ検索]のみを有効にしていて、壁紙との相性も良いです。
内蔵タスクマネージャーを使う

Firefoxの動作が遅かったり反応しなかったりする場合、内蔵のタスクマネージャーでどのタブや拡張機能が原因かを特定できます。定期的にブラウザのパフォーマンスを監視するのにも便利です。
右上の三本線アイコンから[その他のツール]>[タスクマネージャー]を選ぶか、Shift + Escを押す、またはアドレスバーに「about:processes」と入力して開けます。
WindowsやMacのタスクマネージャーと同じように、応答しないタブをすぐに閉じたり、すべての拡張機能を一括で無効化したり、RAMやCPU使用率を確認したりできます。
Firefoxの便利なスクリーンショット機能
Firefoxには、ウェブページを素早く撮影できるスクリーンショットツールが組み込まれています。画面全体を写さずにページ全体をキャプチャしたり、ページの一部だけを切り取ったりできます。
使い方は簡単で、ページ上の任意の場所を右クリックして[スクリーンショットを撮る]を選ぶだけです。範囲指定かページ全体かを選んで、すぐに撮影できます。
不要なAI機能を無効にする
最近のアプリと同様に、Firefoxにも頼んでいないAI機能が追加されています。その1つはコンテキストメニューに表示されますが、簡単に削除できます。
ウェブページを右クリックし、[AIチャットボットに質問]の項目から[AIチャットボットを削除]を選んでください。また[設定]>[一般]>[タブ]に移動し、AIによるタブの提案機能などもオフにできます。
データ収集を止めてプライバシーを守る

残念ながら、Firefoxはデフォルトで多くの閲覧データを収集しています。プライバシー向上のため、これは無効にすることを強くおすすめします。
[設定]>[プライバシーとセキュリティ]>[Firefoxのデータ収集と利用]に進み、このセクションのすべての項目をオフにしてください。
さらに、通信の安全性も高めましょう。同じページで[HTTPS-Onlyモード]を有効にすると、誤ってHTTP(暗号化されていない)ページを開いた場合でも、自動的により安全なHTTPSに切り替えてくれます。
その下にあるDNS over HTTPSも有効にすると、通信をさらに暗号化できます。[強力な保護]または[最大限の保護]を選べますが、最大限の保護は一部のサイトが正常に動作しない場合があるため、上級者向けです。
DNSプロバイダーはデフォルトのCloudflareのほか、NextDNSやカスタムDNSも選択できます。これにより、第三者がどのサイトを訪れているかを把握しにくくなります。
さらに踏み込みたい場合は、about:configの高度な設定も試してみてください。
サイトに位置情報を使わせない
最近は、通知や位置情報の使用許可を求めるポップアップが頻繁に表示されます。Firefoxではこれらの多くを簡単に無効化できます。
[設定]>[プライバシーとセキュリティ]>[許可設定]に進み、[位置情報]をクリックして[新しい要求をブロック]を選びましょう。
同じ画面で、通知や自動再生動画のブロック設定もできます。完全に防げない場合もありますが、設定しておく価値はあります。
良質な拡張機能をいくつか入れる(入れすぎない)

Firefoxは拡張機能を活用することで真価を発揮しますが、入れすぎるとブラウザが遅くなります。必要なものだけを厳選し、不要になったものは削除しましょう。
どこからはじめればいいかわからない場合は、私のおすすめのFirefox拡張機能リストを参考にしてください。
良い広告ブロッカーを使う
広告ブロッカーには賛否がありますが、プライバシー保護や詐欺対策のため、今では必須のツールです。
私は10年以上uBlock Originを使っていて、今でももっともおすすめしています。インストール後は、いくつかの高度な設定を調整すると、さらに効果的です。
縦型タブを検討する
こちらも賛否はありますが、私には縦型タブが合っています。ブラウザの表示領域を最大限に使えるからです。
MacではDockを左に置いているため横型タブを使っていますが、Windowsでは縦型タブのほうが見た目もすっきりします。
試してみたい場合は、[設定]>[一般]>[ブラウザーレイアウト]から[縦型タブ]を選んでください。
Firefox Labsで未来を体験する
これはタイムトラベルではありません。Firefox Labsは、正式リリース前の実験的な機能を試せる場所です。
多少の不安定さを許容できるなら、ベータ版をインストールせずに新機能を体験できます。
[設定]>[Firefox Labs]から、気になる機能を有効にしてみてください。
著者紹介:Pranay Parab
インドのムンバイを拠点とする独立系テクノロジージャーナリスト。米Lifehackerでテクノロジー関連の記事を執筆しており、チュートリアルや詳細な特集記事を専門としている。
Source: Firefox, privacyinternational, addons
























