OpenAIが新しいAIツール「Prism」を公開しました。
OpenAIは今年、AI×サイエンスをがんばるそうで、その第一歩であるPrismは科学論文を執筆するためのブラウザアプリです。
多数の資料をアップロードでき、AIのサポートを受けながら書き進められます。サイエンス向けのAIツールといえばGoogleのNotebook LMがありますが、Prismは遙かにガチな仕様。科学者・研究者向けのツールとなっています。
間口が狭いからか、完全無料でフル解放されており、標準モデルは最新の「GPT-5.2」。一部ではより深い思考を行う「Thinking」も使えるようです。ChatGPTではGPT-5.2は課金しないと自由に使えないのですが。
数式を美しく描画。LaTeXネイティブなAI執筆環境
Prismは、さまざまな資料・参考論文を集約しつつ、LaTeX(ラテック)形式で論文を完成させるためのツールです。数式や図表を含んだ論文を美しく整形・表示できるLaTeXは、分野によっては標準フォートマットとなっています。
アップロードした写真などから図や数式を取り込んだり、論文管理ツールと同期して保管しているPDF論文を読み込むことができます。論文はAIがWebから探してくれます。もちろん、普通の文章をLaTeX形式に変換するのもAIがやってくれます。

AIに内容の検証を依頼すると、「修正推奨箇所」を提案してくれます。無料で全文にファクトチェックかけられるのはなかなかです。
同僚・同級生と内容について議論するためのコメント機能もあり。追加できるユーザー数には上限がなく、オープンに、グローバルに厳しいご意見を募ることができますね。
そんなわけで、ほぼ完全に研究者・科学者向けのツールで、敷居も高めです。
ただ、完全無料で高性能モデルが利用でき、ファクトチェックなど一般の文書作成で便利な機能もあったりと、強みもたくさんあります。
特にPDFをよく使う人はちょっと触ってみてもいいかも。というのも、完成したファイルはPDFでダウンロードできるんです。LaTeX形式に整えるのはAIに依頼できるので、今知らなくても入っていけなくもない…かな?
Source: OpenAI







