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定番とは違う選択肢。シンプルで扱いやすいドラム音源、GoranGrooves Handy Drumsシリーズ

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ドラム音源といえば、Addictive DrumsやBFD、EasyDrummerなどが定番として知られていますが、「もっとシンプルで軽快に使えるものはないか」と感じている人も多いのではないでしょうか。今回紹介するのは、アメリカのプロドラマーがプロデュースするGoranGroovesHandy Drumsシリーズです。今年の夏ごろ、ネットでちょっと話題になっていたので、見かけた…という方も少なくないと思います。

この音源の最大の特徴は、従来のドラム音源のようにエンジンにライブラリを読み込む方式ではなく、各製品が単独のソフトとして完結している点にあります。つまり、立ち上げが非常に速く、キット選択の手間もなく、すぐに音を出すことが可能です。さらにデフォルトでGM配列に対応しているため、既存の音源から差し替えるのも簡単。ラインナップも数多くあるのですが、それぞれ5,000~6,000円程度と手ごろで、インストールサイズも500MB程度と小さいのも嬉しいところ。16チャンネルのパラアウト、ラウンドロビン+ランダムロビンによる自然な連打表現、MIDIプレビュー機能など、シンプルながら実用的な機能も充実。初心者からベテランまで、幅広いユーザーにおすすめできるドラム音源です。

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GoranGroovesとHandy Drumsシリーズ

GoranGroovesは、アメリカのプロドラマーがプロデュースするドラム音源ブランドです。日本ではフックアップが正規代理店で、同社のオンライン販売サイトbeatcloud.jpでのダウンロード販売が行われているほか、サウンドハウスなどでもダウンロードの形で入手可能となっています。

ROCK STANDARD、JAZZ STANDARD、VINTAGE STANDARD、ROCK LEGEND、METAL STANDARD、FLAMENCO PERCUSSION……と複数のドラムセット音源がラインナップされており、いずれも価格も非常にリーズナブルで、手軽に導入できる点も魅力です。とってもシンプルなデモですが、どんな音なのかROCK STANDARDとWORLD PERCUSSIONのデモがあるので、ご覧になってみてください。

Handy Drumsシリーズの最大の特徴は、そのアーキテクチャにあります。一般的なドラム音源の場合、Addictive DrumsやBFDのように、まずエンジンとなるプラグインを立ち上げ、そこにライブラリを読み込んで使用する方式が主流です。しかしHandy Drumsシリーズは、各製品がそれぞれ独立したプラグインとして動作します。もちろん、KONTAKTやHALion、EXS24…といったサンプラーも不要です。つまり、各ドラムセットが完全に独立した音源として機能するのです。

この設計により、いくつかの大きなメリットが生まれます。まず、立ち上がりが非常に速いこと。エンジンを起動してからライブラリをロードする手間がないため、すぐに演奏を始められます。また、キットを探したり選んだりする作業も不要です。プラグインを立ち上げれば、そのドラムセットがすぐに鳴ります。

たとえば3つのHandy Drumsをインストールしたら3つのプラグインとして見える

一方で、この方式にはトレードオフもあります。複数の音源を導入すると、それぞれが独立したプラグインとして存在することになります。また、カスタムキットを自分で組み立てるといった柔軟性はありません。しかし、その分だけシンプルで迷いがなく、「このドラムセットを使いたい」と思ったときにすぐに使えるという明快さがあります。

充実した機能と自然な演奏表現

シンプルな設計でありながら、Handy Drumsシリーズは実用的な機能もしっかりと備えています。まず注目したいのが、16チャンネルのパラレルアウトに対応している点です。キック、スネア、ハイハット、タムなど、各パーツを個別のチャンネルに出力できるため、DAW上でのミキシングの自由度が高まります。

各音源ごとにパラアウトの設定ができるようになっている

現在、Handy Drumsはv2.0となっていますが、このv2.0になったタイミングでハイハットの表現力が大きく向上しており、MIDIのコントロールチェンジ、CC4によってハットの開き具合をコントールできるため、生演奏に近いニュアンスを再現することができるのも大きな特徴となっています。

CC4でハットの開き具合の調整ができるようになっている

さらに、音の再生方法として「ラウンドロビン」と「ランダムロビン」の両方に対応しています。ラウンドロビンは、同じ楽器を連続して演奏する際に、複数のサンプルを順番に切り替えて再生する技術です。これにより、同じベロシティで連打しても、毎回同じ音にならず、より自然な演奏表現が可能になります。Handy Drumsシリーズでは、これにランダム要素も加えているため、さらにリアルな演奏感が得られます。

また、ベロシティによる音色変化も丁寧に作り込まれています。単にベロシティごとに音量を変えるだけでなく、ベロシティごとに複数パターンのサンプルを用意しているため、叩き分けによる強弱の変化がより生々しく再現されます。

便利なMIDIプレビュー機能

特に初心者にとってありがたいのが、MIDIプレビュー機能です。各製品には、そのドラムセットに適したジャンルのMIDIパターンが付属しています。これは1、2小節分のフレーズで、さまざまなスタイルが用意されています。これをブラウザ上で読み込むと、その場で再生してプレビューできます。「このドラムセットでロックを演奏するとどんな感じになるだろう」といったことを、すぐに確認できるわけです。

MIDIループブラウザが搭載されている

さらに便利なのが、付属のMIDIパターンだけでなく、自分のパソコン内にある別のMIDIファイルも読み込んで試聴できる点です。すでに作成済みのMIDIパターンや、他の音源で使っていたフレーズなどを読み込んで、Handy Drumsシリーズでどう鳴るかを確認できます。音源選びの際に非常に役立つ機能といえるでしょう。

MIDIループブラウザからドラッグ&ドロップで、DAWのMIDIトラックに貼り付けるこができる

また、プラグインとしてDAW上で使用している場合は、このMIDIパターンをドラッグ&ドロップでDAWのMIDIトラックに持っていくことができます。気に入ったパターンをそのまま楽曲制作に利用できるため、作業効率も大幅に向上します。

GM配列採用で即戦力

Handy Drumsシリーズのもう一つの大きな特徴が、デフォルトでGM(General MIDI)配列に対応している点です。GM配列は、MIDIの標準的なドラムマップで、多くのDAWやMIDI機器がこの配列を前提に設計されています。

基本はGM配列になっているが、もちろん自由にカスタマイズすることが可能

他のドラム音源の場合、独自のドラムマップを採用していることが多く、既存のMIDIパターンを使おうとすると配列を変更する必要があります。しかしHandy Drumsシリーズなら、そのままGM配列で演奏できるため、他の音源からの乗り換えや、複数の音源の使い分けがスムーズに行えます。が、もちろん、自由にマッピングも可能であり、プリセットマネジャーを利用して、そのマッピングした情報を保存して、いつでも使うことが可能になっています。

E-drummerモードにしておくと、電子ドラムからのコントロールがしやすくなる

またV-Drumsなど電子ドラムの配列に合わせることも可能です。電子ドラムでの演奏を想定した「E-drummer(電子ドラム)モード」も搭載されており、DAWを起動せずにスタンドアロンで動作させて、電子ドラムやMIDIパッドで演奏を楽しむこともできます。

豊富な製品ラインナップ

Handy Drumsシリーズには、さまざまなドラムセットが用意されています。各製品は単体で購入可能で、価格は3,100円から6,970円とリーズナブル。ただし、Handy Drums LATIN PERCUSSION & DRUMS V2のみ9,140円とやや高めの設定になっています。

Handy Drumsには数多くのラインナップがある

特に注目したいのが、日本限定で用意された「Handy Drums J-Standard Bundle」です。これは、YAMAHAのドラムセットを3種類サンプリングしたもので、日本のドラマーにとって馴染み深いサウンドが収録されています。

「Handy Drums J-Standard Bundle」はヤマハのドラムキットが3つセットになっている

一方、「Handy Drums All Rounder Bundle」には、レトロなドラムキット、ラテンパーカッションなど、幅広いジャンルに対応できる5つのキットが含まれています。ロック、ポップス、ジャズなど、さまざまな音楽制作に対応できる充実した内容です。こちらにはJ-Standardバンドルの一部も含まれているため、これ一つで多彩なドラムサウンドを一気にそろえることができます。

All Rounder Bundleは計5つのドラムキットが入って20,610円

もちろん、各ドラムセットは単体でも購入可能です。特定のジャンルに特化した制作を行っている人なら、必要なキットだけを選んで導入することもできます。

幅広い環境に対応

Handy Drumsシリーズは、MacとWindowsの両方に対応しています。スタンドアロンでも動作するため、DAWを起動せずに演奏を楽しむこともできます。前述したように、電子ドラムやMIDIパッドと組み合わせて練習用として使うことも可能です。

プラグインとしては、VST2、VST3、Audio Units、AAXの各フォーマットに対応しています。主要なDAWであれば、ほぼ問題なく使用できるでしょう。Cubase、Logic Pro、Studio One、Ableton Live、Pro Toolsなど、どの環境でも導入できる柔軟性があります。

実際の使用感

実際にHandy Drumsシリーズを使ってみると、そのシンプルさが非常に心地よいことに気づきます。プラグインを立ち上げれば、すぐにドラムが鳴る。キットを探す必要もなく、迷うこともありません。インターフェースもシンプルで直感的なため、初心者でもすぐに扱えるでしょう。

サウンドに関しても、プロドラマーがプロデュースしているだけあって、非常に実用的です。派手すぎず、かといって地味すぎることもなく、楽曲にすんなりと馴染むバランスの良い音色が特徴です。パラアウトを活用すれば、細かいミキシングも可能ですし、そのままでも十分に使える音質です。

ラウンドロビン+ランダムロビンの効果も想像以上で、連打フレーズでも不自然な印象がありません。特に、ハイハットやライドシンバルなど、連続して演奏することが多いパーツでその効果が実感できます。

CPU負荷が非常に低いのもHandy Drumsの特徴

動作も軽快で、複数のインスタンスを立ち上げても問題なく動作します。CPU負荷も非常に軽いので、あえて複数のHandy Drumsを同時に立ち上げて使ってもいいし、他のプラグインと組み合わせて使う際にも安心です。

シンプルで実用的な選択肢

GoranGroovesのHandy Drumsシリーズは、シンプルさと実用性を両立させたドラム音源です。スタンドアロンで完結する独自のアーキテクチャにより、立ち上がりの速さと明快な使用感を実現。GM配列採用、MIDIプレビュー機能、パラアウト対応、ラウンドロビン+ランダムロビンなど、初心者からベテランまで満足できる機能も充実しています。

定番のドラム音源とは異なるアプローチで作られているため、「違う選択肢が欲しい」と感じている人にとって、新たな発見があるかもしれません。また使い方がとてもシンプルだし、価格も手ごろなので、DTM初心者にとっても、入手しやすいソフトだと思います。

ドラム音源の選択肢として、Handy Drumsシリーズをぜひチェックしてみてください。beatcloudのウェブサイトで詳細を確認できます。

【関連情報】
GoranGrooves Handy Drumsシリーズ製品一覧

【価格チェック&購入】
◎beatcloud ⇒ GoranGrooves Handy Drums

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