【事業承継のお知らせ】STUDY HACKER、運営元を「新恵社」に変更

いつも『STUDY HACKER』をお読みいただいている皆さまへ。

このたび、当メディア『STUDY HACKER』の運営を、株式会社スタディーハッカーから、株式会社新恵社(しんけいしゃ)が承継することとなりました。あわせて、姉妹メディア『こどもまなび☆ラボ』、および各SNSアカウントも、新恵社のもとで運営してまいります。

メディア名、URL(studyhacker.net)、編集方針、品質基準に変更はありません。皆さまの読書体験は、これまでと変わることなく続いていきます。

16年前、京都の小さな一室から

私は2010年、京都の小さな一室から、株式会社恵学社——現在の株式会社スタディーハッカー——を創業しました。最初は小さな予備校でした。目の前の生徒一人ひとりと向き合い、学ぶことの面白さを一緒に見つけていく。そんな日々から、私の事業は始まっています。

やがて、もっと広く「学ぶこと」について発信したいという想いが募り、立ち上げたのがこのウェブメディア『STUDY HACKER』でした。受験勉強の裏ワザでも、効率化のテクニック集でもなく、学ぶことそのものの喜びに触れられる場所を、インターネットの片隅につくりたかったのです。

『STUDY HACKER』には少しずつ読者が集まってくださり、その読者の皆さまに向けて「知的に、効率よく学びたい」というニーズに応える形で立ち上げたのが、英語パーソナルジム『ENGLISH COMPANY』でした。メディアを通して読者とつながり、その読者の声から実サービスが生まれる——この順序は、私たちの事業のあり方を象徴するものだったと思います。『ENGLISH COMPANY』はやがて、学習コーチングサービス『STRAIL』へと展開していきました。

会社は21拠点を数えるまでになり、2020年にはベネッセグループへ参画する機会もいただきました。より広いフィールドでサービスを届けられたことは、かけがえのない経験でした。

そして、新恵社として歩み始める

2026年3月25日、私は新たに株式会社新恵社を設立し、同年4月をもって株式会社スタディーハッカーの代表取締役を退任いたしました。

おかげさまで、私の在任期間中に、マイベスト様の英語コーチング比較調査においてENGLISH COMPANYが1位、STRAILが2位を獲得し、上位を独占することができました。さらにENGLISH COMPANYは、MONOQLO誌の覆面調査でも業界No.1の評価をいただきました。16年間かけて築き上げてきたサービスが、複数の第三者機関による客観的な評価で最高の結果を残せたことを、心から誇りに思います。

この再編にあたり、私が創業から育ててきた事業は、それぞれにふさわしい道を歩むこととなりました。英語パーソナルジム『ENGLISH COMPANY』や学習コーチングサービス『STRAIL』といった英語コーチング事業は、第三者へと譲渡されました。あわせて、株式会社スタディーハッカーは、株式会社イングリッシュカンパニーへと社名を改めます。そして『STUDY HACKER』『こどもまなび☆ラボ』、長年かけて育ててきた各SNSアカウントといったメディア資産は、新恵社として引き続き私自身の手で育てていく——その想いから、スタディーハッカーとの協議を経て、メディア事業を新恵社が承継する運びとなりました。円満な承継であり、スタディーハッカー社およびベネッセグループには、これまでのご支援に対し、心からの感謝を申し上げます。

私が、メディアを手放さなかった理由

『STUDY HACKER』を手放すという選択肢もあったと思います。しかし、どうしてもそうしたくありませんでした。

このメディアは、私にとって単なる事業の一つではありません。10年以上の歳月をかけて、数多くのライター・編集者の方々とともに積み上げてきた「学びの言葉の結晶」です。一本一本の記事に、編集会議での議論が、原稿のやりとりの熱量が、校正の時間のひりつきが、折り重なって堆積しています。その堆積そのものが、このメディアの価値だと信じています。

私は自分自身を、本質的にはビジネスマンというよりも、教育者であり、表現者だと捉えています。事業の成功は、真摯な創造的・知的表現の副産物として立ち現れるもの——そう信じて歩んできました。だからこそ、『STUDY HACKER』という「表現の場」を、私自身の手で引き続き育てていきたかったのです。

「オウンドメディア2.0」という、新しい構想

新恵社では、『STUDY HACKER』『こどもまなび☆ラボ』、そして各SNSアカウントのそれぞれを、独立した一つのメディアとして運営していく「オウンドメディア2.0」という構想を掲げています。

かつてのオウンドメディアは、「自社サイトにコンテンツを溜めていく」営みでした。しかし、読者の情報接点が、ウェブ記事からSNSへ、SNSのなかでも多様なプラットフォームへと分散していった現在、メディアのあり方もまた変わるべきだと、私は考えています。

メディアは、読者のいる場所へ自ら出向き、そのプラットフォームの文脈に根ざした形で、新しく立ち上がる必要があります。ウェブ記事、Instagram、X、そしてこれから広げていく各チャネル——それぞれが単なる「転載先」や「拡散装置」ではなく、独自の編集思想を持った一つのメディアとして機能する。そうしたあり方を、新恵社として実践していきます。

「良いものが、知られていない」という課題に向き合う

そしてもう一つ、新恵社として取り組みたい事業があります。他社のオウンドメディア編集部を、編集面から丸ごとお引き受けする「編集部アウトソーシングサービス」です。

さまざまな企業や組織の方々とお話しするなかで、私がずっと感じてきたことがあります。「本当に良いものをつくっている人たちが、そのことを世の中に知ってもらえていない」という、もどかしい現実です。

誠実に事業を営み、真面目に商品をつくり、丁寧にサービスを磨いている。けれど、その価値をどう言葉にし、どう読者に届ければよいのか、そこで手が止まってしまう——そういう企業や組織が、驚くほど多くいらっしゃいます。

私たちは『STUDY HACKER』をはじめとするメディア群を10年以上運営してきたなかで、読者に読まれ、愛され、記憶される記事とは何か、その編集の技術と思想を地道に積み上げてまいりました。その蓄積を、「良いものを作っているのに、知られていない」という課題を抱える企業・組織へお届けしたい。それが、このサービスの出発点です。

単発の記事制作ではなく、クライアントの編集部の一員として中長期にわたって伴走する。編集方針の設計から、記事の企画、執筆、校正、SNS運用まで、一気通貫でお引き受けする。そうしたリテイナー型の編集パートナーシップを、新恵社の中核事業として展開してまいります。詳細は、改めて新恵社のコーポレートサイトにてご案内いたします。

沈黙と余白のある、学びの場へ

情報が溢れ、一秒でも早く、一文字でも多く、と駆け立てられるこの時代にあって、私はあえて「間(ま)」のあるメディアをつくりたいと思っています。読んだあと、少しだけ立ち止まり、自分の思考の輪郭を確かめたくなるような。そんな沈黙と余白を、記事のなかに編み込んでいきたい。

『STUDY HACKER』を立ち上げた頃の初心と、これまでの歳月で培ってきた編集の技術。その両方を携えて、新恵社として、また新しい一歩を踏み出します。運営会社の看板は変わっても、このメディアが読者の皆さまとともにあるという事実は、何一つ変わりません。一つひとつの記事に、これまで以上の誠実さを込めて。

引き続き、『STUDY HACKER』をどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社新恵社 代表取締役
岡 健作

 

 

【ライタープロフィール】
岡 健作(おか・けんさく)

株式会社新恵社 代表取締役/株式会社スタディーハッカー創業者。1977年生まれ、福岡出身。2014年、メディア「STUDY HACKER」を立ち上げ。以後運営に携わる。
X→@oka_kgs / Instagram→@oka_ken2010 / 著書(amazon)

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