プラットフォーマーになるということ(オープン社内報)
大きな節目なので、久しぶりのオープン社内報です。
1. ミッションの実現に向けて、次のステージへ
私たちのミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」です。
これまで皆で力を合わせ、たくさんのクリエイターの第一歩を支え、その活動が続くための場所を育んできました。これは、私たちが誇るべき素晴らしい成果です。
次のステージでは、この素晴らしい活動を、さらに数百万、数千万の人々へ、もっと広く、もっと遠くまで届けるための「構造化・仕組み作り」に、全員で挑戦していきたいと考えています。
2. 私たちが目指すもの:クリエイターが自走するエコシステム
そもそも、プラットフォーマーの役割とはなんでしょうか? それはマーケットプレイスやフォロー・フォロワーリストではありません。
noteが定義するプラットフォーマーとしての役割は、創作が続くための土台を設計し、参加するクリエイター・企業の成長を加速させることです。
noteに投稿することが、夢の実現やファンとの出会いにつながり、生活や仕事が豊かになる。noteに参加することが、企業広報や商品認知、売上の下支えとなる。そのような因果を、機能・運用・ルール・データで支える。
成功体験が個別対応ではなく、多くの人に届く仕掛けに昇華され、自然に広がっていく構造(エコシステム)を作り上げることが、noteのお仕事です。
3. 働き方を、こうアップデートしよう
私たちの強みは、日々の業務に真摯に向き合う姿勢と、ユーザーに寄り添う温かさです。
これからはその力を、今日の成果に加えて「明日の仕事をもっと楽に、もっと強くする基盤づくり」にも振り向けていきましょう。
目の前の案件で得た学びや勝ち筋は、手順化・テンプレート化・API化・可視化などで共通資産にする。再利用可能なしくみを作る。個別最適から全体最適へ視点を一段上げる…そうやってエコシステム全体の成長をデザインし、その結果として収益が持続的に伸びる好循環をつくります。
『ひとりひとりのクリエイターに寄り添う』
『1000万人をサクセスさせる仕組みを作る』
両方をやらなければならないのが、プラットフォーマーの大変なところです。
やりきる覚悟が必要です。
これらは単に生成AIで無人化をすればよい…ということでは「ありません」。生成AI時代にnoteが挑戦すべきことは、人間が作り出す温かさやきめ細かさを、1000万人に届けられるようにすることです。人の数を減らすAIではなく、AIが“広さ”を担い、その土台の上で人が“深さ”を担う、そんな構造を作っていきたいと思います。
4. 各チームで始めたい、新しい挑戦
これは全員で取り組む長期プロジェクトです。どのチームでも、プラットフォーマーとして意識していきたいお仕事がいろいろとあります。
人事の皆さんへ
note社員が仕掛けづくりの発想を楽しみながら学べる研修を設計し、自動化・標準化・ナレッジ化への貢献が正当に称賛される評価基準を整えていきましょう。ユーザーサクセスを労働集約ではなく「構造化」として意識する社内カルチャー育成が大事になります。
企画チームの皆さんへ
個々の作家のプロデュースを超え、スカウトや推薦の運用設計、発掘基準の明文化、タグ運用の精度向上などに繋げ、自然に新しい才能が集まる導線、新しい作家が生まれ自走できる土壌を強化しましょう。noteからサクセスするクリエイターの数を100倍スケールに広げてください。
開発の皆さんへ
機能個別の実装にとどめず、共通コンポーネントや公開API、設計原則のドキュメント化を進め、自動実装・自動運用を含め、全クリエイター体験を底上げする“再利用可能な基盤”に投資しましょう。
営業の皆さんへ
案件ごとの成功パターンを手順と教材に落とし込み、パートナーやメンバーが自走できるオンボーディングの仕掛けを整え、成果の再現性を高めていきましょう。
ビジネス開発チームの皆さんへ
キャンペーン起点の成功を、収益ドライバーが明確なプログラムにモデル化し、多様なパートナーと反復・拡張できる事業設計へと高めていきましょう。個別のキャンペーンやセールではなく、エコシステム上のすべてのクリエイターが、サクセスに出会えるような仕組みを設計していきましょう。
デザインの皆さんへ
クリエイティビティを全社の表現力に結びつけるため、デザインシステムやアセットへの投資を進め、誰もが品質高く速く作れる状態をつくりましょう。
CSの皆さんへ
noteの困りごと、わからないことを面で解決する方法を一緒に考えたいです。質問や苦情の統計化から、課題やインサイトを自動抽出する仕組みの構築。挫折しやすい場所のマニュアルやヘルプの自動生成などを目指していましょう。困りごとへの対応から、困りごとが発生しない構造設計に参加していただきたいです。
バックオフィスの皆さんへ
様々な手続きや業務を簡略化し、各チームメンバーがクリエイターサクセスにフォーカスできる職場環境を考えていきましょう。バックオフィスチームが、各種作業の自動化や仕組み化をしてくれることで、多くのメンバーがより本質的にやらなければいけない作業に集中できるようになります。
経営チームのみなさんへ
チームメンバがレバレッジのかかる「構造化」や「仕組み化」にコミットできるように後押しすることを、一緒にしたいです。チームメンバが運用作業そのものに関わる時間を減らし、仕組み化にコミットできるための構造改革、後押しを支援してください。
(各チームは、この方針に沿って最初の取り組みを選び、定例の場で共有してください。良い実践は全社で横展開していきましょう。)
noteが大きくなるにつれて、私達がサポートしなければいけない範囲は広がっていきます。ユーザー数が10万人、100万人、1000万人を支えていくためには、気合や努力だけでは解決できない問題がどんどんと増えていきます。noteチーム全体で、仕組みや構造による課題解決をする意識をつちかっていければと思います。
5. 最後に
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」——このミッションを、より多くの人へ届けるために。次のステージを、私たちの手で切り開いていきましょう。
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