Microsoftが米国時間1月13日(今から思えば不吉な日だった)に公開した2026年最初の更新プログラム(Patch Tuesday)では、複数の緊急レベルの脆弱性やすでに悪用されていた脆弱性など、110件を超えるセキュリティ脆弱性が修正された。また、「Windows」自体に残っていたいくつかの問題も修正された。ここまではいい話だ。
だが、この月例更新によって、「Windows 11」と「Windows 10」、および「Windows Server」に複数の新たなバグが入り込んでしまった。
1つ目の不具合は、Microsoftの「リモートデスクトップ」機能を利用してクラウドPCにリモート接続を試みると、サインイン時にエラーが起きるというものだ。この問題は、「Windows App」などさまざまなリモートデスクトップアプリで必要となる認証に影響する。この不具合の影響を受けるのは、「Windows 11 25H2」「Windows 10(ESU)」「Windows Server 2025」などだ。
2つ目の不具合は、「セキュア起動」が有効になっている一部のシステムで、「シャットダウン」や「休止状態」を選択しても再起動してしまうというものだ。セキュア起動は「セキュアブート」と同じく、Windowsが読み込まれる前にシステムへの感染を試みる「ブートキット」マルウェアからPCを保護してくれる。ただし、セキュアブートが個人向けと企業向けの両方のコンピューターを対象としているのに対し、セキュア起動は主に組織で管理されているPC向けに設計された機能だ。この不具合の影響を受けるのは、「Windows 11 23H2」のみとなる。
今回リリースされた定例外更新プログラムをインストールする必要があるのは、対象となるPCを利用中で、かつ該当する不具合の影響を受けているユーザーだけだ。その場合は、「Windows Update」に更新プログラムが自動で表示されるはずだ。確認するには、「設定」を開いてから、Windows 10では「更新とセキュリティ」、Windows 11では「Windows Update」を選択すればいい。その後、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックすれば、更新プログラムがインストールされる。ただし、組織で管理されているPCを使用している場合は、IT管理者から修正プログラムが配布されるまで待つ必要があるだろう。
影響を受けるバージョンと、各更新プログラムの詳細が記載されたサポートページは以下の通りだ。
- Windows 11 25H2および「Windows 11 24H2」:(KB5077744)
- Windows 11 23H2:(KB5077797)
- Windows 10 22H2(ESU)および「Windows 10 Enterprise LTSC 2021」:(KB5077796)
- Windows Server 2025:(KB5077793)
- 「Windows Server 2022」:(KB5077800)
- 「Windows Server 2019」および「Windows 10 Enterprise LTSC 2019」:(KB5077795)

提供:sarayut Thaneerat/ Moment via Getty
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。


