Googleの無料15GBストレージ、こっそり「最大15GB」へ。電話番号なしでは5GBに縮小
日本語版サポートページもすでに表記変更済み。15GBを獲得するには電話番号の紐付けが事実上の条件に
Googleアカウントの無料ストレージ容量に関するポリシーが、ひっそりと変更されていたようだ。電話番号を紐付けない場合、これまで標準だった15GBではなく、5GBしか付与されない仕様になっている。日本版のサポートページでも、すでに「最大15GB」という表記に差し替えられていることが確認できる。
9to5Googleが報じた。新規Googleアカウントのセットアップ時に、一部ユーザーに対して「無料ストレージは5GB、電話番号を紐付けると15GBにアップグレードできる」という旨の通知が表示されているという。
長年にわたり、Googleアカウントを作成すればGmail、Google Drive、Googleフォトで共有できる15GBの無料ストレージが自動的に付与されてきた。AppleのiCloud(無料5GB)と比較しても太っ腹で、ライトユーザーであれば十分やりくりできる容量だ。
しかし、この前提が静かに崩れつつある。
表示される通知の内容
報じられているセットアップ画面には、次のような選択肢が提示されている。
- 電話番号を紐付けて15GBの無料ストレージをアンロック
- 電話番号を紐付けず5GBのまま利用
Googleは「ストレージが1人につき1回のみ付与されることを担保するため、電話番号を利用する」と説明している。要するに、複数アカウントを量産して無制限にストレージを貯め込む行為への対策という位置づけだ。
サポートページの文言は日本語版も書き換え済み
9to5Googleが調査したところ、Googleはサポートページの記述もすでに修正している。英語版では従来「Googleアカウントには15GBのクラウドストレージが無料で付属」と記載されていたが、現在は「最大15GBのクラウドストレージを無料で利用可能」という表現に差し替えられている。
日本語版のサポートページでも同様に、「最大15GBのクラウドストレージを無料で利用できます」という表記に変更されており、今回のポリシー変更はグローバル規模で進行していることが分かる。
Internet ArchiveのWayback Machineで確認したところ、英語版での変更は2026年3月、具体的には3月18日のスナップショットから確認できるとのこと。つまり今回の仕様変更自体は、約2カ月前から段階的に進められていたことになる。
事実上、ほぼ全員が電話番号を求められる
Googleは新規アカウント作成プロセス以外の場所では、15GB獲得に電話番号紐付けが必須であるとは明示していない。ただし実態としては、PCでもスマホでも新規アカウントを作る際にはほぼ確実に電話番号認証を求められる。
例外はSIMなしのAndroid端末で初期セットアップを行うケースなど、かなり限定的な条件だ。電話番号認証を回避できた一部のユーザーだけが、5GB制限の通知を目にしているとみられる。
背景にあるのはメモリ・ストレージ価格の高騰か
複数の電話番号を持っていれば理論上は制限を回避できてしまうものの、ボットや大量アカウント生成によるストレージの不正取得を抑える効果は確かにある。
加えて、業界全体でメモリおよびストレージハードウェアの価格高騰と供給逼迫が続いている。Googleとて例外ではなく、無料枠を絞りたいというコスト面の動機が今回の変更の背景にあると考えるのが自然だろう。
無料で15GBを当たり前のように使えた時代は、静かに終わりを迎えつつあるのかもしれない。






























Googleフォトの無制限無料が2021年5月31日に終了してから、嫌な予感がしていました。その後、「一アカウント15GBまで無料」になり、スマートフォン(携帯)電話番号登録なら現行維持に…。
未登録で15GB欲しい場合は、povo等の低料金プランで契約・番号取得するしかなさそうですね。
SSDやHDDは安くなっていくのが当たり前だったと懐かしがっている人がいてハッとしました