『氷室の天地 Fate/school life』100回記念 イベント~氷室の夢は夜ひらく~に行ってきました!!

どうも、八戸さんです。今回はぱれっとで連載されている4コマ作品『氷室の天地』 の連載100回記念で開催されたトークライブレポートを書きたいと思います。25時開演というとんでもない時間からスタートしたこのイベント。オールナイトイベントとはいえ24時開場なんてなかなかないですよね…。どうしてこうなった!

ちょうど知り合いから「飯行きましょう」と言われたのでご飯を食べて時間潰し。その次のイベントに私の好きなメンバーが欠席するので「その子がいなくても大丈夫なセットリストを考えてたけど、結局その子がいなくて成立するものなんてない」という気持ち悪い話をしていました。

1部

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24時前の会場前には長蛇の列。少し遅れて開場したロフトプラスワンはチケット即ソールドアウトなだけあって大満員。熱気が伝わってきました。メニューはいつものメニューに「メガネ酒あり」の文字。こいつは…!!

1部編集の一迅社の編集古屋さん、TYPE-MOONのきつさん、作者の磨伸先生が登場する。「めがねー」の挨拶で乾杯。司会は天津向さん。4コマトークでも担当しているため「同じ感じになったら微妙かも」と思い「眠くなってきた」とツイートしたが(2部の初めにこれが取り上げられていた)向さんの司会進行は素晴らしかった。でも眠かった。

第1部は連載経緯、初出しの連載を開始する際に提出した幻のボツネーム、アニメの三人娘の設定集等々興味深い話もありつつ、「Fateの話をしましょう!」で何度も脱線しつつトークは薦められた。

連載経緯については「予告を見たらFateの連載がはじまるという記事が載ってて「誰が書くのだろうと思ったら自分だと言われた!」というムチャブリからはじまり、連載が決まる経緯も1ヶ月、2ヵ月の間で無茶苦茶な段取りを軽いメールのみで決めていたため「これ〆切いつなんですかね」と思わずツッコミが入る闇しかない内容だった。

その後も「第1話の提出したネームも聖杯戦争を絡めようとしたら「それだとすぐ終わるから」とボツを出され、しかもカラーなのに。」と悲鳴をあげる磨伸先生に対し「それは全て前の編集」と責任を押し付けるナイスなやり取りの応酬が見られた。

次に、のきつさん持参のアニメの三人娘資料やクラスメイトの眼鏡っ娘の資料を見はじめる。何故かマキジや三枝の資料は白黒なのに氷室だけはカラーであるため「これはどういうことだ!」と論争が巻き起こった。モブの男子生徒の紹介の中、天津向は「これ眼鏡はずした俺みたい」と言うが全員からスルーされるなど、第1部は大賑わいの中、1時間ほどで終了した。

2部

2部になりゲストに蝉丸Pが登場する。航空券があったので来た、というラフさ。磨伸作品をNHKデビューさせた偉大な功績の持ち主だ。やはりトーク慣れしていることもあり舞台に軽快さを持たせて面白トークを展開させてくれた。さすがの一言。

そして、第2部は作中で募集した「僕の考えた最強偉人」の企画にスポットを当てたコーナー。この企画を行った理由は「HPの紹介に"業界初のキン肉マン4コマ!!"と書かれたので「じゃあこの企画やっていいんですね!」という理由と、TYPE-MOONは自分を含めてキャリアに関係なく人材を拾い上げるので、自分もそれにならってアイデアのみで一緒になにか出来ないか、という理由からスタートした企画だった。ちなみに、キン肉マン4コマの紹介については「前担当の仕業」とまたも古屋さんは逃げていた。

次に1回、2回で採用された最強偉人を振り返るコーナーを行った。ちなみに1回では私もシャーロック・ホームズを採用されている。残念ながら2回目はプライベートが忙しく練ったアイデアを投稿できず不採用だった。ちなみに、2回は1回目の倍は投稿がきたとのこと。

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メインは不採用偉人の紹介。残念ながらこのコーナーについては詳細を書くことを禁止されている。採用されなかった理由がどれも納得だった。ちなみに、採用枠の関係で採用されなかったものの紹介も、あり私はそこに一つノミネートされていた。「また送ったらひょっこり採用されるかも」の言葉通り、次の募集で再度送ってみるのも悪くないかもしれない。

トークだけだと正直ダレるのだが、あまりにもミラクルが発生しすぎたこの枠は本当に面白く眠気が吹き飛ぶ面白さだった。これ以上は「いけない!」ので、〇〇先生が応募した〇〇〇〇・〇〇〇〇〇があまりにも危険球だったことを記しておこう。

3部

3部は4時ごろにスタートした。時間に余裕があるため蝉丸Pいわく「金のとれるコンテンツ」こと「眼鏡の歴史~西洋編~」の講義が磨伸先生によって行われた。眼鏡の起源から弾圧の歴史。そして現在まで。眼鏡っ娘喫茶だと萌えや眼鏡っ娘をメインに語られるが、今回は純粋な歴史に絞っていて非常に面白かった。

そして、次に事前に募集した質問コーナーが行われる。はじめは好きなスタンド等「これなんの質問だ!」という流れで「Fateの話をしましょう!」という感じだったが、途中からは真面目な質問が続く。キャラクター、設定…。その中で偉いきのこの人から氷室には裏設定が用意されているらしいが「共有して!」と編集さんが知らないという話には爆笑だった。

最近はトークライブ等に登壇することも多い磨伸先生にラジオをやることを提案する内容もあったが、ひたすら編集さんが最終的に虫を食べさせようとする企画をやりたがっていたのも印象的だった。これは蟲師・磨伸映一郎の出番も近いかもしれない。

アニメ化についての質問も当然あった。その、みんなが気になるアニメ化は「謝る人が多すぎる」と編集さんも流す感じで言っていたが、蝉丸Pも「アニメ化記念で偉人募集やろう」と提案したり、アニメ化を待望する熱は伝わったのではないかと思う。

そして5時前後、最後の質問が読み上げられる。このイベントを締めくくるにふさわしい質問。「好きなキン肉マンの超人は誰ですか?」会場に拍手が巻き起こる。その答えは「アシュラマン」だった。蝉丸Pのフォローも入りアシュラマンの魅力が語られる。

そしてプレゼントジャンケン大会が行われグッズやプラトンの色紙が配られた。最後に一言ずつ挨拶をする中で編集の古屋さんが口を開く。「4巻の校了作業をしていたのは3月11日頃だった」そう、あの日だ。「別の巻の時も大きな地震があった」と笑い話にしている部分もあったが、色々な出来事が通り過ぎていき氷室の天地は続いていることを実感する。

ひむてんの時間軸もついに聖杯戦争に突入する。決して語られない、描かれない、聖杯戦争。ただ、入院しないルートの氷室の天地でも聖杯戦争は確実に起こり、これがこの先に繋がっていく。描かれなくても確実に聖杯戦争は起こるのだ。それをどう料理していくのか、氷室の天地のこの先はその名のとおり目が離せない。

ドラマCDを担当した三人娘からのキャストコメントを読み上げたのち、最後の挨拶を終え、外に出ると6時近くでもまだまだ薄暗く寒かった。アニメ化もしていない4コマ作品。それでもロフトプラスワンを埋めるほどの愛情を持った人がこんなにも沢山いると思うと嬉しかった。

近くには作品として10周年になる。100回の今から150、200,250…と考えるのは途方もない話に思える。でも、それは決して夢物語ではないんじゃないだろうか、私はそう思っている。これからもライフワークとして氷室の天地は完結という日が来るまで暴走気味にひた走ってくれるんじゃないだろうか。

氷室の夢は夜ひらく。その夢は私たち読者が見る夢なのかもしれない。ありがとう、氷室の天地、磨伸先生、そして心の広い大人たち。またこの地で会いたいものだ。

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