テック企業各社は、あらゆる隙間に、目立つAI機能のボタンをねじ込んでいます。

Chrome、Edge、Firefoxという主要な3大ブラウザも、その例に漏れません。

もし、こうしたAI機能が目障りで、二度と表示させたくないと考えているなら、ぴったりのスクリプトがあります。

開発者でありテックブロガーでもあるCorbin Davenport氏が公開した無料のオープンソースツール「JustTheBrowser」です。

これ一つで、AI機能、データ収集(テレメトリ)、スポンサーコンテンツ、他製品との連携など、ブラウザ上のあらゆる「お邪魔虫」を排除してくれます。

一度実行すれば、もう二度とそれらに悩まされる心配はありません。

わずか数ステップでブラウザの「ノイズ」を消し去る手順

まずは「JustTheBrowser」の公式サイトにアクセスしましょう。

そこにはコピーして使うためのスクリプトが用意されています(内容は更新される可能性があるため、常に公式サイトを確認するのがベストです)。

導入の手順は非常にシンプル。

Windowsユーザーの場合:

  1. スタートメニューから「PowerShell」を右クリック。
  2. 「管理者として実行」を選択。
  3. 公式サイトのWindows用スクリプトを貼り付けて実行する。

MacまたはLinuxユーザーの場合:

  1. 「ターミナル」を起動。
  2. 公式サイトの該当スクリプトをコピー&ペーストして実行する。
  3. どちらの場合も、どのブラウザの設定を更新するか尋ねられるので、該当する番号を入力するだけで完了。
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「お節介な通知」まで消える劇的な変化

筆者がWindowsで試したところ、非常にスムーズでした。

番号をクリックするだけで、スクリプトが処理を済ませてくれます。

macOSでは、システム設定アプリで「構成プロファイル」を有効にするという数クリックの作業が必要でしたが、それさえ終わればChromeからAIに関連する記述が跡形もなく消え去りました。

驚いたのは、AI機能だけでなく「デフォルトブラウザを切り替えませんか?」という、あの執拗なポップアップまで消えていたことです。

仕事に集中したいとき、あのアラートほど集中力を削ぐものはありません。

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なぜ設定画面でオフにできない項目まで消せるのか?

このツールがおもしろいのは、大企業などの組織向けに用意された「管理機能」を応用している点にあります。

  • 主要なブラウザには、IT部門が社員のブラウザ利用を一括制御するための「グループポリシー」という設定枠がある。
  • この設定の中には、AI機能を強制的に無効化するオプションが含まれている。
  • 「JustTheBrowser」は、個人PCでもこのプロフェッショナルな制限機能を適用できるようにしている。

もちろん、ブラウザ企業が「IT部門であってもAI機能をオフにできない」ように仕様変更する可能性はゼロではありません。

そうなればまた別の解決策を探すか、あるいは潔く別のブラウザに乗り換える必要が出てくるでしょう。

しかし今のところ、この「IT管理者の裏技」こそが、快適なブラウジングを取り戻すための最強の手段と言えそうです。

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Source: JustTheBrowser