オランダRoyal Philips Electronics社の日本法人であるフィリップス エレクトロニクス ジャパンは2011年5月26日に都内で記者会見を開催し、業界初をうたうPhilips社製の“フル・デジタルMRI(磁気共鳴断層撮影法)”装置「Ingenia(インジニア) 3.0T」の国内1号機が、東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)で稼働したことを発表した。このMRIでは、従来のアナログ方式のMRIに比べて信号強度比が大幅に高まることから、検査時間を従来比で約1/4に短縮できるという。例えば、全身の悪性腫瘍(がん)をスクリーニングする際などに用いるMRI画像(全身拡散強調画像)を7分程度で取得できる。この結果、全身のがん検査を行う手法として、PET(陽電子放射断層撮影)に代えてMRIを利用できるようになるという。Ingenia 3.0Tの稼働は全世界で5台目、アジア太平洋地域では初めてである。
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